やらなければいけないことにモチベーションと言う言葉は合わない


夏のはじめの出来事
アマゾンから荷物が届くとき、それはほぼ自分が注文したもので、ここ数年は、家族がCDやDVDを買うことがあってチラホラ届くようになった。そんな今年の初夏に自分が注文していないアマゾンの大きな箱が続けて届いたようで、リビングに空き箱が鎮座していた。
うちの子は、自分の部屋を持っているが勉強はほとんどリビングダイニングでしている。たまに自分の部屋でしていることもあるようだが、子供の部屋にはエアコンを取り付けていないこともあって、ダイニングのテーブルにテキストやノートを目一杯広げて難しそうな顔をしている。
そんなダイニングテーブルに見かけない本が。

「2013年受験用 全国高校入試問題正解 英語・数学・国語」

受験生なのだからテキストがあってもなんら不思議ではないが、その本の厚さがすごい。5cmくらいある(5.4cmでした)。昔の電話帳みたいだ。CMMI標準教本より厚いんじゃないか。聞いてみると、『2012年度の47都道府県の公立高校と主な国立・私立高校入試の英語・数学・国語の問題と解答解説』だそうだ。

「(へぇ...)」

その翌日には、

2013年受験用 全国高校入試問題正解 理科・社会

が届いていた。もう、驚きません。こちらは、3cmくらい(3.2cmでした)。今住んでいるあたりのイエローページくらいですかねぇ。


次何やろう
当該書籍が届いたのは夏休みはじめのことで、仕事から帰ってくるとダイニングでやっているんですよね。それを。秋田県の問題はあーだ、とか、千葉県の問題はどーだ、とか言いながら。県立高校の問題はおらが県のイズムがあるようで土地土地の郷土問題が入っているようだけど、それ以外は、各県の入試問題に少しずつ差異があるようだ。それを端から見ていると、文句のように言いつつ楽しんでやっている。

子から進んでやろうと言ったのか、ワイフがネタを仕込んだのかそれはわからないが、一つひとつ終わるたびにふりかえりをしつつ、

「次何やろう!?」

と言って気合を入れ、気持ちを切り替え、次の課題に取り組んでいる。問題を解く。採点する。出来ないところの仔細を確認する。
これを見ていて、

「あぁ、勉強の仕方を知っているな。」

と思った。
自分の高校受験のときは、今思い返せば勉強の仕方を知らなかったので、勉強している振りだけしていたんだな。だから、真ん中くらいのレベルの高校にしか行けなかった。勉強の仕方を知らなかったことは、その後も続くのだけれど、それは別の話になるので。



やるべきことを知っている
これを見ていて、最近沸々と思っていることに関連しているかな、と。モチベーションは、『何かやるときの動機付け』だけれど、やらないといけないことがあって、それが義務であるときに“モチベーションって合わないよな”、というズレを感じるようになった。義務のときは、やらないといけない責務を果たすだけなのだから、違うんじゃないか、と。
それは、単に、

「自分が何をやらないといけないか知っているだけ」

なのではないか、と。
だから、大変だけれど勉強することが仕事の学生の義務であって、勉強して行きたい高校を選べる位置に立つ(Qualify)ために、やるべきことを理解しているからなのではないか、と。

今の自分には、マネージャで経験し、その知を持っているから導き出せることなのかもしれない。子の場合は、自然と無意識に経験したのだろう。この無意識に学んだ経験を意識するようになると化けるんだ。大人だと。さて、どう伝えるか。


ちなみに、5cmある3教科で一冊の本は、アマゾンで品切れの状態なので単品で買うことに。2教科の理科社会は在庫あり。

2013年受験用 全国高校入試問題正解 国語

旺文社
売り上げランキング: 12537
2013年受験用 全国高校入試問題正解 数学

旺文社
売り上げランキング: 13357
2013年受験用 全国高校入試問題正解 英語

旺文社
売り上げランキング: 9546
2013年受験用 全国高校入試問題正解 理科

旺文社
売り上げランキング: 15234
2013年受験用 全国高校入試問題正解 社会

旺文社
売り上げランキング: 13031





  • 道具室(アプリとか)

ストーリーポイントと理想日の違いが、中々腹に落ちず。頭でわかっているつもりでも、胸がすっきりしない感じ。自分の言葉でうまく言い替えられなければ本質的に理解しているといえないとわかっているから、ちょっと歯がゆい日を何日か過ごした後、ふと「あぁ、それでいいじゃん」と思うときが間々あるもので。大げさに言えばブレークスルーした、みたいな。実際適用するなら経験のないチームには理想日のほうがWBSの展開で経験をしているから取っ付きやすいだろう。理想日でボトムアップで積み上げるか、仮定か一般的な画面などチームで作業のプロセスとボリュームの共通認識を作ってそれを基軸にほかの作業を計るか。積み上げは抜け漏れの恐れや仔細な仕様の有無に無駄な時間をとられるから、短時間に“大体の”見積もりをするというプライオリティなら必然とストーリーポイントになるだろう。

アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~

アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~

  • 音楽室(PCからリンクをクリックするとき、PCにiTunesが入っているとアプリケーションが起動します)
  • 視聴覚室
  • 調達室