本当にやって欲しいなら、ちゃんと意思表示するし、伝わるよ
今朝の出来事の話ですが、通勤途上の電車で人身事故があって、1時間くらい止まるよって言うので、別の路線に乗り換えたのです。幸い下り方面なので、思った以上には混雑していなかったんですが、次第に降車する人より乗車する人の方が多くなってきたところの駅のホームで足の不自由なサラリーマンが並んでいたので、これは人混みになるから押されるんじゃないかな?って思ったら案の定、後から乗ってきた人に押されて体勢が怪しくなって。
ちょうど押されてきて、ワタシの直ぐそばになったとき、もう、当の人は自分で自分を支えられない姿勢になってしまったようで手摺りに掴まっても立っていられないところでワタシと目が合って。
当の人はサッと手を出しで、ワタシもサッと手を握って、軽く引っ張って手摺りに掴まれるように支えたんですが。
#トキメキは生まれませんでしたよ。トースト齧って走ってきて角でぶつかったわけでもないので。はい。
何をして欲しいか“具体的に伝わるように”伝えている?
状況が状況だったので、その状況のコンテキストを読み取れれば何をして欲しかったのかはわかるだろう、と言われれば「そうですねぇ。」なんですけど。でも、それは、ワタシのほうも何が起きるだろうと予測変換していたからという事情もあるわけです。
そういった経験をしたばかりで、会社までの徒歩の時間に、意外と、家族であっても、自分のこともであっても、恋人であっても、して欲しいことって、伝えていないな、と思ったわけで。
じゃあ、仕事ならどうか、と。やっぱり、文脈を読んでアウトプットしてから「あーだ、こーだ。」となりますよね。それって、期限が差し迫ってなくて、仕事を出す方も具体的なイメージがないから伝えられなくて、って言うことなんじゃないんですかね。
人は差し迫らなければ本気で意思表示しない
昨日の話しではないんですが、間違えたら双方エラー訂正してしまえばいいじゃん、ってことですね。ということは、本当にこれをやって欲しいということ意外は、曖昧にしか伝えられない、と言うことなんじゃないかな、って。
本当にやって欲しいなら、伝える側も本気で考えるし、伝わるように伝えるし、受ける側もその本気度が伝わるでしょうし。
だから、今朝のサラリーマンの方ともアイコンタクトで伝わったから、手を出して、手を差し伸べて、サッと手摺りに引っ張って、と言うのができたのかな、と。