ワタシが現状に不安を感じたときに解消するたった一つのアプローチ


今、抱えているプロジェクトは見かけ上はオンスケ(=予定どおり)なのですがどうも不安でたまらない。それまでは今の進め方でいいなーって思っていたけれど、ここ数週間でなんとも言えない気持ちになってきた。それは何も宿題に手がついていない学生の気持ちに近いかもしれないけれど、WBSのチケットを切ってそのチケットに相当するアウトプットは残しているので問題はないこともわかっている。


さてさて、この気持ちと「(同じような感情を持ったことがあったなー。)」と思いいつだったかと思い返したら、ウォーターフォールを採用していたプロジェクトを横から見ていたときと近いものではないかな、と思い当たったんだね。あのときも違和感が、頭の上から胸の前たりでモヤモヤしたものがあるような感じなんだ。


で、そのモヤモヤしたようなものの何が不安なんだろうと思えば、それは何とも言い難い感じなもので、漠としている不安としか言いようがない。
#伝えにくいんだな、これが。


以前、同じような気持ちになってそれをリスクとせずに見過ごしたことがあって、案の定、その気持ちのリスクは発現してえらい目にあったことがあって。それで懲りた。二度とそのモヤモヤしたものを感じたときには立ち止まってそれが何者であるかを見過ごさない、と。


だから、同じように今感じているモヤモヤしたものは何であるかを特定しないとけないのだ。で、実際、どうするか。
どうやってモヤモヤしたものをはっきりさせるのか。


ワタシにとってモヤモヤしたものは、スケジュールであれば、現状と予定を手書きで書いてWBSとアウトプットを今わかっている範疇で書きならべて“今の時点”を俯瞰してみる。ゴールの設定は計画時にしているからもう一度いつまでに何をアウトプットすればいいのかを確認するのだ。で、実績と予定のWBSで定義されて出来上がる部品でゴールで組み合わせられるものができるかどうか、を。


それは一人でやるときもあるし、キーパーソンがいるならその人を巻き込んで今と見通しの差異があるのかないのかを詰めていく。


なんだ、そんなことで不安が解消するんだ、なんて思うかもしれないけれど、不安なんて確かめて見たら思い過ごしくらいに思えるくらいが幸せなんだと思う。そしてその不安を感じたときに、自分にとっての確認方法があればそれに乗せればその不安が何者かがわかるパタンがあれば、モヤモヤしたことがいくつあってもそのモヤモヤしたものが何者であるかを版ベルするのはタダの作業になるから心理的にとても負担が軽くなるものなんだ。


モヤモヤもしたものは、視覚化することが解決方法へ近づく一番の近道であって王道なんだと思う。