熱い情熱やパッションは持ち合わせておりませんが秘めた強い意志はご用意できます


熱い情熱とかパッションとか持ち合わせていなくてごめんネ
ワタシは熱い情熱とかパッションとか持ち合わせていないです。リーダなら、とかマネージャなら、みたいなステレオタイプなことを要求されてもそんなもの持っていなのだから他に当たってください、と言いたくても、でも言わない。それを言って何か変わるわけじゃないから。


そんなギラギラした鬱としそうなものは持ち合わせていませんが、自分で「やるといったことはやれよ。」という思いはあります。タスクをアサインして、本人が「やります。」と受けてそれを約束した期限までにやらなかったらとっても残念な気持ちになるし、リカバリのプラント実行を要求します。


それは他人に向けた言葉ではなくて、突き出した人差し指は自分に向いています。ワタシがワタシに向かって。やると言ったことはやり切れ!って。不確かな仕事なら、不確かさを少しづつ確かに変えて。兎に角、前に進める。前に進めればステータスが変わるので。


始める前にDoneの定義をするのは何点取ればいいか決めておくこと
いや、だっていろいろ「難しいタスクなんですよ。」なんて初めにわかっていたら、それはDoneの定義をそういったことを意識合わせして、Doneしたときに何点くらいを目指すかゴールを設定してから始めてもらうんです。そうしないで「え?ここまでなの?」なんて後出しじゃんけんだし、やる気もなくなっちゃうもんね。


アジャイルスクラムのやり方を覚えて良かったとほんとに思うのは、不確かな仕事こそ、不確かであると認識して、ゴールに到達したときに何点取っていればいいか先に決めておくこと。これは、とっても大事なことだよ。特に、プロジェクトマネージャやマネージャでないいち担当のエンジニアならこそ、このタスクは何点取ればいいのか具体的に知って仕事をすることが自然と目標を自分で設定して、Doneするためにいつどこで頑張ればいいか見通しが立てられるんだからそれをと入りれない理由はないと思うよ。


はじめる前にDoneを“定義”しておくこと。
必要な人を“巻き込む”こと。
Doneするための環境や条件が変わってきたら“相談する”こと。
必要に応じてDoneを協議して“見直す”こと。
タスクの課題は自分で“コントロール”すること。
“約束”は守ること。
日々のアクティビティを実績として“報告”すること。


なんだかどこかで聞いてきたことを焼き直しているように思えるかもしれないけれど、人が、エンジニアが20年もその世界で生きてきたなら、そりゃそれなりのナレッジがあるもんです。それは先を生きてきた人の知を踏み台にしているだけなんです。だから、誰かが同じようなことを言えば大体おんなじようなもんです。それでもその時間を生きてきた人の感性がアーティスティックなバイアスがかかるからその人の言葉になるんだ、と思うんです。


仕事をタスクを困難なプロジェクトを一度引き受けたらやりきろう、と思っていますが何か?
ワタシには情熱もパッションもないけれど、仕事をタスクを困難なプロジェクトを一度引き受けたらやりきろう、と思うんです。それはその仕事を引き受けようと思い始めたときから、自分の気持ちを作りながら。


他人から見える部分は、ふざけて、冗談ぽく、へらへらとやっているようにしか見えないかもしれませんが、それを知ってて話を持ってきたアナタの選択なのですから一緒に心中してもらう覚悟で話を持ってきてください。その点では、態度や姿勢は不真面目にチャラっぽい恰好をして西に東に上に下に動いているけれど、その見えない内面には「しごとはやるよ。」っていうたったそれだけを秘めて仕事するんです。


いいじゃないですか。それで。それで仕事が終わるならちゃらっとやっておきましょうよ。


そうそう、笑いながらね。