考える時間を持つこと


ここ数週間とても忙しくて、夕食はコンビニのお握り2つとか、ファミチキとお握りとかそういった感じで済ませていたんだけれど、ふと、セブンイレブンのミートソーススパゲティを食べてみようと思った。


お腹が空いたから何か食べたいんだけれど、時間もないからパクつきながら仕事ができる「お握りサイコー!」なわけとカロリーが少ないからウエルカモ鴨とか思いながらこの時間のコンビニは「選べる具が少ねー。」とか思っていたのに。


セブンのミートソーススパゲティ、陳列棚だと冷えているからか色合いがよくなくて、それほど期待していなかったんだけれど、レンジでチンしてもらった後、自席で開けて見たら「あれ、どうしたの。本格的なソースの色じゃないの。」と驚かされた。


でおいしい。


そんな様に、お握りからミートソーススパゲティを食べようと思うくらいな気持ちに変化が起きた。


一昨日までは、所謂、due dateに追われて次は何をしようという意思すら持つことの余裕を与えられなかったけれど、ようやく昨日の20時を過ぎてから少し考えられる状況になったわけです。


常々、主導権を握らないと仕事は主導権を握っている人に振り回されるからダメなんだよ、って言っているけれど、ワタシが入ったときにはすでにそのような状況下にあって、それが上から下までそうしたシチュエーションになっていると自分だけどうこうしようと思ってもいかんともしがたい状況なわけで。


ワタシは割と仕事中に冗談も言うけれど、−その話を聞いている方は冗談とも思わないかもしれないし、迷惑かもしれないな−、仕事に対してはプレッシャを掛ける方です。


そのプレッシャを下げる策は、始める前にDoneの定義、これも最近良く言うけれど、終わったという状態、形、匂い、重さなどのdeliverableのイメージや目標とする点数を決めてから理想日、つまり割り込みのない最短日での作業工数を意識合わせをしれくれればいいんです。


先に約束をして、あとでワタシが「えーそんなレベルだったの?」って言わないように仕様のキャップを掛けてしまいなさい、っていうことです。


話を戻して。先を考える時間を持てるということには、先に済んでしまったことのふりかえりをして、それから何を学んで何を取り込むのかを明らかにするのだということを意識することでもあるんです。何も学習せず、何も変えなければ行き当たりばったりとか“裸で武器も持たずに突撃するようなもの”です。


そんなのバカです。自分から苦労することはないし、苦労するなら学習して回避策に労力を使うような努力をしたいしさせたい。


今まで出来なかったそうしたことを少しでも進めるための作戦を立てるのが自分の考える時間を持つことであって、その考えたことは実践しなければただの時間の浪費でしかないのです。


さてと、今日はそれをやろう。