高学歴とか、低学歴とかから感じる違和感は自分自身だった


高学歴とか、低学歴とか
そう言えば、「高学歴って何よ。」って、改めてgoogle先生に聞いてみたら大卒以上らしい。でも総入学時代に入ってからは“一流大学に入った人を高学歴”と言うらしい。
そうか、なんとなく、自分も高学歴に入っちゃっうんだけどさ、「(じぶんもはいっちゃうんだけどさ、)高学歴って違和感あるよなー。」って思っていたその違和感は“一流大学”でないからだ。たぶん。


まぁ、今更どうにもならないものだけど。やり直すつもりもないし。


誰が作ったのかは知らないけれど、分類上は、高学歴らいしけれどさ、そんなの高学歴を意識している人が気にする話でしょ。実際、高学歴の中でも一流大学出の人って、その中の人なわけで、その分類上ではそれ以上はないのだから、全然気にもしていないんじゃないのかな。


ワタシだって、分類上は高学歴になるらしいけれど、たとえば職場でそうでない人が居たとしても、全然気にしないもの。SIerだとときどき卒業が専門学校とか高専出身の人が居るんですね。そういった「どこ出?」的なことは全く聞かないんだけれど。ワタシがどこ出かを聞かれるのが嫌なので。どこを出てきたかなんて、そのときの家庭環境とか、本人の勉強の積み重ねの結果とかそんなところで決まっているでしょうし。


昔の話
子どもの頃、夏休みは親の実家におせわになることがおおくて、あれは、親が楽したくて送り出していたんじゃないかなって今更ながら思ったりもするんだけれど。大学のころだから、二十歳ソコソコだと思うんだけれど親戚が集まることがあって、その実家のオジサンに言われたことがどうにも忘れられない。


「大学に入ったからって、それを鼻に掛けちゃいけないよ。」
「(っえ?そんな有名大学じゃないんだから...)」


まぁ、天狗になりなさんな、って教えてくれたんだろうけれど、言われた方はそんなのしたって、「じゃあお前どこ大?」とかになったら玉砕するわけだし、とか思っているくらいなんだからさ。


「(なんだんだ?今日のオジサンは。)」って思っただけだと思っていたのに今でも忘れないのはココロに気にすることが何かあるのかもしれないけれど。で、どうにも忘れられないんだな。少しは気にしていることを他の切り口でぐりぐりされたような感もないわけではなくて。


確かにその親戚では大学に行ったのはごく少数だったと思うよ。高校卒業したら従妹はみんな働くんだ。地方なので地元で兼業農家で働くか、東京に行くか。東京に行って働いて、転職して、「恋をして悩んでいるんだよ。」、なんて夜な夜な話してくれた従兄のおねーちゃんもいたっけ。こっちは、海に行って遊んだ後だったから睡魔に負けてそのまま撃沈したような。


親せきにだれも高学歴者がいないとか、そんなの異常とか見かけたような気がするけれど、地方に行けば、それも中核都市でもなければ、親が士のつく仕事でもしていなければ、碌に勉強する習慣もしないんじゃないのかな。


首都圏住みだって、ワタシなんてろくに勉強しなかったもの。やっぱり、親の勉強に対する意識って大事だと思う。こうやってこれを書いている傍で、うちの子は勝手に宿題やってるもの。自分なんて夏休み間際にならないと本気出さなかったもの。結局、前日になっても本気出したら負けって思っていたかどうかは忘れたけれど、てきとーに流していたものねぇ。


低学歴って、お前勉強しなかったなって言いたいんじゃないの
ワタシが子供の頃なんて、夕飯を食べながらどーでもいいようなテレビ番組を見たり、昼もどーでもいいような何度も繰り返すようなアニメを観たり時代劇を観たりテレビばかりだったと思う。そこには何も学びがないんだね。どっちかっていうと、低学歴って学ばない人って言いたかったりするんじゃないのかな。


まぁ、実際勉強しなかったよ。だって何して時間を潰そうって思っていたもの。「暇だー!!!」って。今なら、本読んだり、学んだこと、経験したことを自分なりに書いてみたり、そこから関連することを探してみたりする時間に使うだろうって思うんだ。ほとんど今やっていることと変わらないけれど、それでも10代、20代の感性で得られるものは、とっても大事モノのような気がするんだね。


あと、もっと世間に出ていくだろうって思うね。決まった人間関係の中だけで生きていたから。今は人に知り合う機会を作ったり、場があれば自分から出かけて行ったりするもん。それが10代、20代ならもっと行動範囲が広がる気がするんだ。若くて体力があるから。


低学歴側で育ってて、運よく、高学歴側に入れたけれど、クラスチェンジして“勉強大事!”って思うまでは、実質、低学歴だったわけで。それに気づくまで、随分時間が掛かったけれど。それでも気づけば実を取りに行けるわけで。また、そうしたキャッチアップができる仕事でよかったよ。ホント。


ということで、勉強して、実践しましょう。知を自分に供給し続けられる人こそ、高学歴なんじゃないのかなー。