今年自分の成長に挑戦できなかった人が来年試みるための10のアドバイス


もう年末なので、そういったネタと言えばネタです。風物詩の様なものです。それでもそれをやるのは、季節や時期の区切りで自分のToBeを思い馳せたり、ふりかえりをすることがAsIsを知り、なりたいToBeの自分が本当にそれを望んでいるのか、AsIsの自分との対話をするには良いからと思っているからです。

“今年、何に挑戦しようとして、何を試してみましたか”


今年を迎えた新年に何を試みようと誓ったのか、それを思い出してみましょう。“自分の”目標設定の時期が4月にしたのなら、あと3ヵ月と余りがそれを試みるために残されている機会です。


まずは、ToBeを忘れてしまっているなら思い出しましょう。


人は自分の成長速度でしか成長できない
もう、それは小学校の時から実感しているハズです。授業で教えられて、学びを促されて、強制されて。でも、それを自分の学びとして、自己の伸長として成長するかどうかは、自分の頭で理解して自分の体を使ってできるようになったことを実感したときなのです。


先生に、周りの友達に教えてもらってもそれをできるようになるのは自分のペースでしかないのです。それは、多少の高速化はあるかもしれませんが結局、自分のスピードでしか成長できません。


今年1年経ったときになっている自分のToBeの姿は自分の成長のスピードを少し超える程度になっていたでしょうか。それともずっと早いスピードで成長しないと立つことができない位置になっていたでしょうか。


周りがやっているから……
なりたいToBeの姿は、自分から望んだ姿だったでしょうか。周りがやっているから……。今のトレンドだから……。周りがやっていてそれに自分が興味を関心を持てていたならいいのですが、それが1年経過した自分の姿として思い描けていたでしょうか。


周りがやっていても、自分のToBeの姿として思い描けなければそれは自分のなりたいToBeに組み入れるかどうかは問いなおした方がよいでしょう。


ToBeになれたら気持ちいがいい
自分をなりたいToBeになるために駆動するスターターは何か知っていますか。やれたとき、実現した時の快感か、それともToBeを実現した時に得られるメリットか。そうした自分を駆動するものを“上手く”使って駆動しましょう。


思うだけではToBeになれないお
いくら自分でToBeを思い描いても、それを試さなければ実はできる素質を持っていたとしてもずっとできないままです。だから、“試す”ほかないのです。試しましょう。


どこから手を付けたらいい?
あなたの人生です。なりたい自分のToBeは自分で望んだものです。なら、自分でやりたい順番で試しましょう。そのToBeになるための試行錯誤をすることも学びの一つつです。その過程で先駆者がいて情報が残されているなら、その学び方の一例にたどり着くことができるかもしれません。


先ずは試してみることから始めましょう。


一度に多くは試さない
なりたい自分のToBeとAsIsの自分のギャップが大きいなら、その差を駆け上がらないと上がれませんが、が、一度に上がれる高さは自分の学びの伸び代に依存するのです。


これからなりたい自分のToBeを“試す”のに、その方向が正しいかもわかっていないのですから、なら、駆け上がる高さは少し刻んでもいいのです。刻みましょう。一度に多くを試すより、一つひとつ小粒にバラして試してみましょう。


固執しない
なりたい自分のToBeの姿も、そのなりたいToBeへのアプローチも、試みるステップの高さもすべて自分で決めることです。ですから、ステップの高さも、アプローチも、なりたいToBe自体が絶対だと固執してはいけません。


だれもそれらが正しいとは保証も推奨もしてくれません。だから固執してはいけない、というのです。間違いばかりなのですからその中から正しいだろうと思える方向を高さを試行錯誤してあたりを付けて進んでいくのです。


ToBeを実現する方法に乗っ取られない
目標は、自分がなりたい姿に近づくことです。ToBeの姿になるために自分で選択する手段はあくまでも手段です。それをすることが、手段を使うことが目的にならないように。


わからないことは聞く
先駆者がいるなら、たとえ知らない人でも勇気を出してコンタクトしましょう。悩み、自分で解決することも必要ですが、いつまでも悩めばいいものでもありません。


人に話すだけで解決することもあるのです。話すという行為は、思っていることを頭の中で思考を整理することなのです。なので、人に相談することで実は自分で解決策を作っているということもよくあることです。


わからないことは聞いてもらいましょう。


試みは視える化を
ふりかえれるようにブログでも日記でもメモでも何等か残しておきましょう。あとで役に立ちます。