WBSでプロジェクトのリスクを知る幾つかの方法

事象 想定される原因 危険度合い 対処
プロジェクト開始後1週間以内にWBSが作成されていない プロジェクトの立ち上げ、計画を阻む予想外のタスクにリソースを取られている トラブルプロジェクトの可能性が高い プロマネの交代、又は、PMOの投入
WBSが更新されていない プロジェクトマネージャが忙殺されている、又はWBSの重要性を理解していない トラブルプロジェクトの可能性が高い プロマネOJT教育、プロマネの交代、又は、PMOの投入
マイルストーンが無い 依存作業の調整能力が無い 進捗遅れに依るコストオーバーラン プロマネOJT、マネージャ又はPMOがWBSをレビュー
WBSの重要な項目が抜けている 作業の構成設計ができない スケジュール、コストオーバーラン プロマネOJT、マネージャ又はPMOがWBSをレビュー
WBSの必要な項目が抜けている 成果物の構成に関する知見が無い スケジュール、コストオーバーラン プロマネOJT、マネージャ又はPMOがWBSをレビュー
WBSの日数に5日以上のワークパッケージがある タスクを適切に分解する能力が無い スケジュールオーバーラン プロマネOJT、マネージャ又はPMOがWBSをレビュー
成果物でない付帯作業のWBSがない 成果物のWBSに付帯作業など管理作業を混在している 作業負荷の増加 プロマネOJT、マネージャ又はPMOがWBSをレビュー