システムエンジニアの転職についてアレコレ思うこと
転職についてです。最近話題のこれですが、
ちょっと読んでいて辛いですね。他人事ですが。
最初にワタシと転職の機会について。以前書いたかもしれないのですが、転職エージェントから直接オファーを貰ったことが数回あります。1社は人伝手でワタシのことを知ったらしく、紹介先も「ふぇぇ」と思うようなところでした。あと2社は…。はい。その1社は一度社会勉強がてら会う機会をいただきましてエージェントさんと小1時間ほど(と思う)会話を。
経歴書くらいまで出してみたらよかったかも、とは思いますが、当時は、その時の仕事が楽しかったですから、まぁ、そう言う選択をしたわけです。
そのとき、判断基準に2つのポイントがありまして。1つは「ふぇぇ」と思うようなところですから「自分が1年持つのか」って。家族がいましたからね。転職してやりきれなくて仕事が持たないと拙いです。路頭に迷うわけにはいかないと。
2つ目が新しい仕事場で1からコミュニケーションというか関係を作るのがどうにもコストが見合うのか、って。所属する組織を変わるわけです。なーんにもないところから、そこそこの年齢ではじめないといけない。そのときは、そういったこともワタシにとっては判断基準の1つだったわけです。
正直、身体2つ欲しいな、と思いました。新しい方へのチャレンジもしてみたい。当時の仕事も面白い。
転職のイメージについてですが、某ソリューション界隈の人達と良くお会いしている時期がありまして、その方たちは年度が替わるたびに会社を変えているんですね。複数年いらっしゃる方も居たにはいましたが。そういったのを見ていて、大変だなぁという印象しかなかったですね。
(多分営業成績とかなのかなーとか邪推しつつ)大変そうだなーって。その方たちはその方で売りを持っていて、どこででもそれを売ればいいんでしょうね、と。それを自分に置き換えるとプロマネかマネージャですからね。割とポピュラーなお仕事ですし。直ぐに置き換えられちゃうもんね。と、思ったわけです。
転職についていえば、こんなことも気になっていましたね。良く定年してしまうと付き合いが減ってしまうとか言うじゃないですか。それまでは○○社のワタシだったのが、ただのワタシになる。転職も同じですよね。○○社のワタシから△△社のワタシ。でも△△社のワタシは何もないわけで。
○○社のワタシの○○社というところにみなさんは認知を置いていて、ワタシにじゃないわけですよ。お仕事上のお付き合いですから。最初の1社目は口コミみたいなものでしたから、ワタシ個人なのでしょうけれど、それでも○○社がなくなるわけじゃないですからね。
結局、会社のブランドがモノ言う一面もあるのだと。それをはき違えないようにしないとね。ワタシがピンでネームバリューあるわけじゃないもの。
絶対負けないんだ、という技術を持っていれば、気に入らなければ会社を変えればいいじゃないですか。そう技術を持っているなら。でも、置き換えられる技術なら、安い方を選びますよ。だって、時間を買うわけですからね、転職者を迎える会社は。ぎじゅ的なスキトラが終わればポイか、使い倒すか。支払った分だけはね。
若手からその会社にいるときは、教育コストを忘れるんです。迎える会社は、転職者はいきなり一時費用を払って買いますからね。教育コストじゃなくて、経費なんですよ。キャッシュアウト。だから、アウトプットが出ないと厳しくなりますよね。
この辺りをこんな風に考えているのは後時恵ですけどね。当時はそこまで考えてはいませんでした。それもこれも空想の域を出ていませんけど。
じゃあ、どうしたらいいかというと、
- 転職は転社ですよ。
- 判断基準は持って考えるコト。軸をぶらすな。
- 転職するしない、どっちにもリスクあるよ。50歳になったら何の技術で何をしていたいかを考えて。
- 転職するときはコミュニケーションコストがバカ高い。
- 転職するなら爽やかに。世間は狭い。
てなところでしょうか。