10年前のワタシは何を読んで今の自分に何を得てくれたのか
ふと、10年くらい前って何を読んでいたのかなと思ってamazonの注文履歴の2006年を眺めてみた。この記事で晒すのは書籍だけだけど、コミックとかおもちゃとかでなんとなく子どもが小さなときの頃を思い出してみたり。そうか、10年前だもんねぇ。
本で困るのは、本屋だとこれ買ったかどうか覚えていないことが多いいんだよねぇ。amazonとかで検索していついつ買ったでしょ、と言ってくれるのはうれしい機能なんですよね。でも、リアルで買える本はその場で手にしたいし。どうしたもんだか。
当時買った本で面白かったと思った本は未だにそういう印象を持っているんだよね。たとえば、「アート・オブ・プロジェクトマネジメント」なんかがそう。マイクロソフトなのにアジャイルなんだ、みたいな。これは示唆が多いのでぜひ読んでほしいなぁとおもうんですよね。
ただ、今思えば、ここを起点にワタシはプロジェクトマネジメントのスタイルをアジャイルには進まなかったんだよねぇ。それよりは、「現場力を鍛える」とか「見える化」とかにリソースを投入していたと思われるんですよね。ということは、可視化のが必要だと思うところがあったのでしょう。
「CMMI標準教本」なんて、勢いで買ったんだろうなぁ。高い本だし。パラパラとは捲ったとおもうけど、こうした重厚長大なシステムはまったくもってオペレーションが硬直化して柔軟性が損なわれるよね、とか、こうしたシステムを維持できること自体が相当の体力を必要とするということが、目的と得られることと支払うコストについて考えさせられた、と言う点においては意味のある本だったかな、と。
いずれにしても、今ではなく、これからの先に必要となるコトを自分で見出して、ちょっとずつ重ねていくことが10年後の自分を作っていく、ということなんだなぁ、と。
この10年前の本たちが、10年後の自分のどんな養分になるかどうかは当時は判然としていなかったかもしれないけれど、何かが気になったか、必要としたしたかで巡り合い、手元においたということです。
そう思うと、選択とは行動なんだなぁ、と改めて思います。誰かに強制されて押し込まれるものではなくて、自分で掴みとりにに行くんですねぇ。
筑摩書房
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