システムエンジニアがスライドを作ってプレゼンするまでにしておくこと


珍しく今週のお題に反応してみます。今年の春先はデレマスの「Star!!」一押しでしたね。だから2期の「Shine!!」を初めて聞いたときは違和感あったけど、聞き込んでいくうちに「いいかも」と思うようになったので自分適当だな、と改めて思いましたね。そうそう、ろこどるの「ミライファンファーレ」も聞きなおしてみたらこのアニメはOPもEDも恵まれている気がしましたね。


あ、テーマソングなんですよね。テーマソングか…。


そういえば、学生の頃にデビューした村松健のCDを久しぶりにステレオで聴いていたら子どもが気に入ったようでリビングで勉強しながら聴いているのをみて「へー」と思いました。いくつか聴いて好きな曲を見つけているし。そんな風景を見ていると音楽ってプレゼンスありますよねー。


プレゼンスと言えばシステムエンジニアのみなさんはプレゼン大好きですよね。え、勘弁してですって。あんなに楽しいのに、プレゼン。


秋口に久しぶりに社外の一般向けにプレゼンをしたのですが、ワタシ的には時間もぴったりで、質疑も出て「まぁまぁの出来かな」と聴きに来ていただいたみなさんに感謝感謝なのでした。


そのプレゼンをするために何を準備したか、現地で何をしたか、みなさんの参考になればと思ってまとめてみます。


プレゼンのテーマと内容を一致させる
プレゼンするのでスライドを作るのは当たり前ですが、そのプレゼンにもテーマ(講演のタイトル)があるわけです。それでプログラムが作られスタッフの方が広報されているのを聴講される方が取捨選択された上で来ていただけるのですからその期待を裏切るわけにはいかないのです。


でも、スライドを作っているとテーマを忘れて好き勝手に作ってしまうことがあります。今回のスライドはテーマを決めた頃はぼんやりとしたイメージしか持ってなかったので、いざ書き始めると自分の中で「これは違う」となんども試行錯誤しながらスライドを作っていました。6割くらいアウトラインを作ったところでざっと見てみるとどうもおかしい。これではテーマと違う。


それからは目次もなんども直したり、ページごとで伝えたいことが何でどう伝えるかを考えながら作り直しました。見直す時には、

・講演のテーマと一致しているか
・期待に応えられいるか


この2つを意識して見直しました。


プレゼン会場をイメージする
会場のどこに立ってどうプレゼンするかも考えました。よくあるのは聴講者から向かって前方にスクリーンがあって左側にPCを置いて操作をしながらプレゼンするスタイルです。


会場のサイズにもよりますが、PCだけだと講演者はPCの前に固定されてしまいます。これまでは説明するスライドのページを映してからマイクを持って聴講者のそばに行って反応を見ていましたがこのスタイルの弱点はページ送りをするために戻らないといけないんです。


で、これ買いました。



これでPCから距離的に解放されます。歩きながら話すことができます。より、聴講者のそばで話すことで対話ができるかなと思いました。
ちなみに買ってよかったです。研修でも使いました。良いお買い物でした。


練習する
みなさん、ろくに練習もせずに作ったスライドを時間内に聴講者にわかりやすくプレゼンできると思っていませんか。絶対無理です。ましてプレゼン慣れしていないなら、ほぼ絶望的に無理。無理ゲーです。


それを克服するのは

・声を出して
・スライドを映して
・時間配分を計測して


練習する他ありません。これしかプレゼンを上手にプレゼンする方法はありません。練習するのみです。


練習すると体感しますよ。スライドに書いてあることと違うことを話そうしている自分がいることを。自分で作ったスライドが上手に読めないことを。スライドの間違いを見つけてしまうことを。


みなさんがプレゼンの練習をしないのは声を出すことが慣れていなくて「恥ずかしい」と思っているのです。これ、ほんと多いですから。
でも、当日のプレゼンで失敗する方が100倍恥ずかしいです。今ならリアルタイムでツイートされますからね。タグをつけられて。事前に練習しておけば少なくともそんなことはなかったのにね。さて、どっちの恥ずかしいを選びますか。


慣れていない人は10回は声を出して練習してください。自分の声に慣れるところから始めましょう。


当時にプレゼン会場を確認しておく
プレゼン当時の会場を使ったことがあるならそれほど神経質にならなくていいかもしれませんが、初めての会場なら早めに行って

・PCとプロジェクターの接続確認
・小物(黒曜石とか)の稼動確認


とプレゼンで使用するツールの稼動確認は必要です。これ動かなかったら致命傷ですし。必須です。


で、あともう一つ大事なこと。会場の雰囲気をつかみましょう。

・思っていたより広いのか狭いのか
・会場の明るさは
・窓があったら遮光できるか
・空調は適当か


この時期、急に寒くなったり空調は冷房が夏仕様のままだったりしますから。聴講者がプレゼンに集中できるように気を配りましょう。


ここまで準備できたらあとは笑顔で、練習したとおりプレゼンするだけです。
さぁ、いってらっしゃい。