業務的負債をなくそう


テレビの地上波は平日はNHKのニュースかアニメ、週末はNHKのBSのワールドニュースかそれがゴルフとかでないときはケーブルでBBCがほとんどになって数年経つけれど、全然困らない。というか、趣味に合わない地上波のバラエティ番組を見なくて済むので平穏な日々かなぁ。そのアニメも週末にチョビッと見るだけだし。


そう言えば、フィットネスクラブのサウナルームにテレビがついているんだけどいつもバラエティ番組なんだよなぁ。見ているのは爺さんばかりでホント消してほしい。サウナに入りに来ているのであってバラエティ番組を見に来ているんじゃないんだよね。どうせ流すならスポーツだけ流してほしいよ。そういう施設なんだから。


そんな話は置いておくとして、「業務的負債」ってあまり注目されることがないなぁ、と思うのだけれど、どうなんだろう。まずは「業務的負債」それ自体んだけれど、「技術的負債」の技術を業務に置き換えたもの、と思ってもらって差し支えないです。


技術的負債はこちらを見てもらうとして、業務的負債は、

・行き当たりばったりな作業
・関連する業務も後工程を考慮していない
・業務の目的が明確でない
・担当しか業務のやり方をしらない


という特徴を持っている、ということにします。ワタシがそう思っているから。


現実に何か手続きをしたいときに誰かに聞かないとさっぱりわからないし、第一聞く人が誰かもわからないことが日常の仕事の一環であるんですよ。これがまた。


そしてそうしてなんとか辿り着いたとしても個別対応になっているからケースの共有はされないので、次に困った人が右往左往するんですよ。困ったものです。


その業務も複数のメンバで案件の都度対応しているなら、こうした業務的負債は人の流入時に発覚するんですよね。出て行く人は、思いつく範囲で引き継ぎと称して残るメンバに遺言として残せばいいけれど、残された人はたまったものじゃないわけです。


それはやっぱりおかしなことで、仕事なら自分がいなくなるときにはワンセットにまとめておいて「これ読め」と渡すのが後腐れないし、引き継ぐ人も引き継ぎの中で「忘れていたけれどあとこれも…」なんて思いつくように出てくる引き継ぎ項目にうんざりしなくていいもの。


ということで、自分の仕事のデクショナリーを作りましょう。自分の仕事だと「思っている」仕事をディクショナリーを作ることで、本当に自分がやらないといけないのか、見直すタイミングにもなりますし、業務自体の見直しや手続きの見直しにつながるのでオススメです。


で、まとめるならWebページが共有のしやすさから良いと思うのです。wikiとかね。いまのwikiなら見たまま編集もできるので表記法を知らなくてもなんとかなるでしょうし。


ExcelPowerPointのファイルは自分で開くことが億劫になるのでオススメできないです。ブラウズでちゃっちゃと編集できる方がいいかと。


目的の業務的負債が何かしらで共有され、減らされていくならツールはなんでもいいと言えばなんでもいいのですどね。いづれにしても、業務的負債なんてない方がいいのです。


なにより自分が出て行くときに楽ですよ。