プロジェクトの体制図
プロジェクトの体制図を描かないPMさんを見かけるときがありますが、いろいろと意味もあるのでプロジェクトの計画を立てるときに作ったほうがいいですよ、というか作りなさい。後で自分を助けるからね。
体制図とは
プロジェクトの人的な配置を視覚化するものです。配置をする際には、役割、レポートライン、コンタクトポイントなどを表現することができます。
表記方法はそれほど多様性はなく、縦書きか横書きなどが基本で、そのほかに表現したいことを追記します。
Aは、プロジェクトマネージャを当てますが、体制図の利用目的により開発責任者、統括責任者などを上位に追加することもあります。
Bは、グループのリーダを表します。1つ以上のチームを持ち、なんらかの役割をプロジェクトに対して持ちます。通常、グループ名、リーダ名を記載し、用途により連絡先などを記載します。グループ名は、プロジェクトの中での役割を端的に表現する言葉を選ぶのが良いでしょう。
C1、C2は、グループ下のチームメンバを表現する場合に使用します。
Cは、図2にグループの役割であるロールを追記したものです。ロールの追記により、他グループから何を担当しているのか理解することができます。
体制図に共通機能を追記する
図4 共通グループを表記した体制図
PMO、アーキテクト、標準化などプジェクトの共通機能を括り出したグループを設けるときの表記です。複数ある場合は上下または左右に表記します。標準化グループは、BやCと同じレベルで表記する場合も有ります。
これは、図1を表形式の一覧で表記した場合の体制図です。