頭の中で思うことと実際に手を動かすことのズレに気づけないと


昨日、くつぶやいたことの1つにこんなのがありまして。

「不具合は組織のプロセスにより生み出され、組織のプロセスはその組織から生み出される」


こうしたつぶやきをした後に、

「言われて簡単と思えることは、その実は、実行が難しい。それはパターン、概念となっているから」


なんて言ってみたり。まぁ、でも真実だよなぁとも思うわけです。
でですね、この感覚を履き違えるとドツボにはまっているかもしれないんじゃないの、と思考が飛んでいったんですね。


どこまで飛んで行ったかというと、言われて「簡単なことじゃん」とか「当たり前じゃん」と思ったらそう思っている自分自身が危ないのかもしれない、と。


なぜなら、当たり前と思うことを当たり前にできるようになるためには、とっさのときでもそれを出来るくらい訓練が必要だから。当たり前じゃんと思った自分は本当にそれができたんだっけ。頭の中で思い描くように自分のことを動かして、立ち振る舞わせて自分が期待するような結果を得られるんだっけ。


頭で考えて仮想で「出来る」と思うことと、実際にやって「出来る」ということは違うんですよ。


こんな風に考えることだって「当たり前じゃん」なわけで。


やってみて、体験を自分のものとして蓄積して、蓄積した複数の体験から自分のやり方として抽象化して、その体験を抽象化して経験に置き換えて。


そこにたどり着くまでには、自分なりのやり方で出来るようになるまで到達しないといけないわけで。

「自分が期待する結果を得られるようになる」


頭の中で思うことと実際に手を動かすことのズレを気づけないと、そうした危ないドツボな思考にはまって身動きができなくなっちゃうかもしれません。