使った備品を片付けなかったり乱暴に扱う人の仕事は無駄が多く中途半端なわけ
「丁寧に仕事をしなさい」とある偉い人が言っていたのを聞いて、「それって具体的にどうしたらいいのよ」ともやもやしながらだいぶ経ったのだけれど、今の仕事は結局それを実行している自分がいるので若い人から仕事のコツを聞かれたら
「丁寧な仕事をするといいよ」
というかもです。そのときのシチュエーションというかコンテキストで変わるかもしれませんが。根幹にはこれを埋めておくかなぁ。
ワタシにとっての丁寧とは
ワタシの仕事にとっての「丁寧な仕事」とは何か。それは、その仕事を終えた後に余計なお釣りが来ない様に仕事を終える、ということです。
例えば、仕事で使う小物があったときにぶっきらぼうに投げて壊すような振る舞いをしない、というようなものです。誰が考えてもモノを投げてあたりゴコロが悪ければ壊れる可能性があることはわかります。それでも周りには雑に扱う人が全くいないわけではないのです。
使った備品は次の自分のために元に戻す。こんなことは幼稚園で習ってきたはずですが大人になったいいオニイサン、オネーサンが使ったままで去ってしまう。君たちは幼稚園に行っていないのか、モノを片付けるということを習ってこなかったんだね、と思うのです。
#こうした使ったモノを片付けることをしない人たちの自分の部屋はどうなっているのだろう。
丁寧な仕事
その丁寧な仕事とは、余計なお釣りを無くすということですが、言い換えると確実にひとつ一つ仕事を終えていく、と表現することもできます。検討が必要で時間のかかるモノならマイルストーンを置いて区切りを入れていく。確実に進めていく、それが丁寧な仕事です。
ワタシの丁寧な仕事は、時間をかけて煌びやかであったり完璧を目指すようなことではないのです。
仕事の宿題を作らない
この仕事を丁寧にするという延長線上に、仕事で宿題を作らないようにその場で片付ける、というのもあります。これはミーティングようなときにその場で確かな記憶がなくて何かしら資料や経緯を確認しないといけないとなったときに、ワタシのことであろうがメンバのことであろうがその場で資料を確認する時間をとってしまうんです。
これは宿題にすると半分くらいの人は忘れるかやってこないから。そしてその場にいると何で5分もかからないことを忘れたり、やってこれないほど忙しいと言い訳するんだ、とくちばしる人がいるから。
だったら、宿題にしなければいいのですよ。仕事をひとつ一つ確実に片付けて「終わらす」。これも丁寧な仕事の一つです。