知識を錬金術のプロセスで武器に変える方法があるけれど知りたい?


仕事に行くたびに、その日1日にひとつ、新しいことを知ることができたらいいな、と思って仕事をしているし、ちょっとしたexcelの使い方を知っただけでもいい日だな、と思うわけです。だから、それを周りの人から教えてもらったら「いやー、今日会社に来てよかったわー」と感謝するわけです。はい。


根が単純なだけなんですが。


昨日もちょっとしたSODを表すようなチャートがあることは前から知っていたけれど、それまで書いたことはなかったんだけど、文書を作っていたらそれを入れないと権限分掌が曖昧なままで危なっかしいので、ネットで書き方を調べて、記号で重複していいもののとダメなものを理解して書いてみたんですよ。


さて、これだけだと書いただけの自己満足で終わってしまうし、書き方を間違って覚えてしまうかもしれないなぁ、と。さてはてどうしたものか。割と間違えると影響範囲が大きな文書なので、まぁ、レビュープロセスは何段階かあるけれど、専門家に見てもらうのが手っ取り早いですよねぇ。


ちょっとお願いできる専門家がいるので、あくまで「ちょっと整理しえてみたんだけど不整合がないか確認してよ」と専門家としての価値を発揮していただける環境をお膳立てしたメールを投げた後に電話で

「この文書に文書にSODがわかるチャートを入れないと曖昧なままだよね。ちょっと作ってみたんで不整合あったらこれが正しいんだよ、ってコメントちょうだいよ」


って専門家ゴコロをくすぐるようにお願いしつつも、「なる早で」とキッチリオーダーを入れます。こちらの狙いは、SODの正しいチャートを手にれることと自分で書いたSODのチャートを出来具合を知ることです。


もちろん、会話の中ではチャートの記号を入れる際の観点とか、先方が知らないことがあればそれのインプットを合わせてすることで専門家として情報不足の中で迷わせない配慮をしておきます。お願いしている立場なので、そういった配慮はしておかないと次はないからね。


「なる早」すばらしい。ほどなく採点結果が返ってきました。さらに、専門家の模範解答で、です。丁寧にこちらからオーダーした観点や注意事項まで添えてある。スバラシイ。


ざっと自己採点をすると50−60点くらい。初めてにしてはまぁまぁかと。よくよく眺めてみると書き方や観点からズレている箇所があったのを見つけたのと、SODの役者が足らないぞ(もともとのチャートのバグのようなもの)を見つけたので、再度お電話。


前者は解釈を述べて、解釈があっていることを確認しておーけー。後者は、追加した場合のケースを1マスごとに追って確認してお墨付きをいただくなど。


オジサンになっても初めてはハジメテ♡なのでわからんのです。ネットや書籍で調べても「自分で書かないと」わからんのです。で、それが自己流のままだと危ない。ちゃんと専門家に赤ペン先生をしてもらわないと。


それも、ただ採点して、では30点。観点を示すこと、何を考えて作ったかを伝えることで、専門家がワタシの理解を含めて間違っていることを教えてくださる。


ただ感謝しつつも、ワタシは1つ、使える知識を武器に変える。錬金術のようなプロセスですね。でもさ、使えない知識はポインタやindexで十分で、振り回せる武器にしているか、なんですよ。


矛盾しているけれど、錬金術のプロセスを使うためにポインタやindexを作っておかないと錬金術自体の出番がないわけで、知識は知識で溜め込んでおけ。ただ、道具として使えるようにできる錬金術のプロセスは身につけておけ、ってところでしょうか。