やらなきゃならないことを進捗させるためには「走りながら考える」が一番のソリューション

「走りながら考えるんだよ」


なんか、切羽詰まった感じがして、メンバから見たら無責任なように思えるかもしれないけれど、実は、これが一番確実な方法なんですよねぇ。ホント、無茶振りされているようにしか感じないんですけど。


走りながら考えるようなシチュエーションになりそうな仕事は、アウトプットが決まっている仕事ではなくて、「方式どうする?」とか、「この課題、難物だけどどうさばく?」みたいな大物やむずい課題が多いです。あとは、現状全くアウトプットのイメージとなるものがなくて、ないかしら一から作らないといけないようなやつ。


だいたいそういったテーマのタスクは誰とも共通のイメージを持っていないから、誰かが叩かれ台を作ってイメージ合わせを品と全く進まないんですよね。


なので、結局、思いつくものをイメージとして絵に描いていみることからはじめるわけです。それが目次のような構成かもしれないし、関連図のようなものかもしれないですし。


それ、もう手をつけているので「走っている」状態なんですよね。走りながらイメージ化しているんですね。こうかな、そうじゃないな、って。


ワタシの場合もご多分に漏れず、スライド作ったり、書き物したりするときは、とにかく、書き始めないと全くと言ってもいいほど進捗ありませんもの。スライド作るときなんて、最近の気に入っているスライドマスタを使うくらいがあって、あとの中身はその都度ですからその構成を考えるところからになります。


そうしたとき、一番良くないのは悶々と頭の中で「どーしようかなー」って時間を使っちゃうときですね。結局、何も出ていないんですよ。1時間かけようが2時間かけようが目に見える形では全く何も得らない。だって、頭の中で「どーしようかなー」「あれあるなー」「これあるなー」って思うだけですから。


その「あれあるなー」「これあるなー」を文字や絵に描かないとアウトプットゼロですからね。とってもわかりやすいんですね。目の前にあるかないかですから。


で、だいたいそうした「あれあるなー」「これあるなー」は文字や絵にしてみるとたいした量はないし、中身もない。もっとページ数稼げるかと思っていたらぜんぜんだったりするわけです。

「あちゃー、かんがえていた(はず)の薄っぺらかったよ」


と、可視化できるように文字やイメージんなってからわかるんですよ。というわけで、コピー用紙でもノートでも用意して、イメージのイラストを描いてみるとか、目次をevernoteにもで書き出してみるとか始めちゃうのが

「走りながら考える」


なんですよねぇ。で、これが一番アウトプットがでるのも事実で。なにせ、叩かれ台がありますからねぇ。進みますから。進捗しますよ。ただ、頭の中で漠然とだったり、漫然とだったり無駄な時間を使って考えているふりをするよりは、何か描いちゃいましょう。


進捗しますし。