SEサバイバル手帖 通勤

はじめに

どこに住居を構えようが、仕事と住居が同一でない限り通勤は生じます。首都圏で戸建ならドアツードアで片道1時間30分なんて可愛い方です。この低成長期に入り、地価が下がったこともありかなり都心回帰となっていますが、それでも1時間くらいはかかる人が多いのでしょう。

最近は働き方の多様化を促す働き方改革を政府が推進していることもあり、懐かしいテレワーク、つまり、在宅勤務など通勤せずに働くケースもあります。一部の会社では、オフィス自体を無くす取り組みをしているところもありますが、それってますます労働の対価に対するロイヤリティが高まるのではないかと心配せずにいられません。

手段

通勤手段には、次のものが挙げられます。

・電車(新幹線通勤含む)
・バス
・自転車
・自動車
・徒歩

電車やバスなどの公共交通機関は、徒歩や自転車との組み合わせのケースも多いです。最近の自転車は、所謂、ロードバイクを使った通勤風景もだいぶ見られるようになり、そうしたケースですは、オフィスの中に駐輪用のスペースを設ける会社もあるようです。

自動車については。公共交通機関が発達していない地域においての代替手段として、若しくは、便利さにおいて選択されます。

時間

通勤時間は乗り換えを含めドアツードアで計測します。決まった時間で行くためには、徒歩+バス+電車などのように運行が不安定なバスを入れるのは余裕しろが必要です。また、公共交通機関や自転車、徒歩は天候に左右されるために、始業時間前のどのくらいに到着するかはそのエンジニアの時間と約束に対する価値観で幅が違います。

通勤時間の過ごし方

自分で運転する手段以外は、経由地若しくは目的地までは乗車するだけになるので乗車中は隙間時間となります。この時間の使い方はエンジニアの日常的な時間の潰し方の価値観が可視化されます。

スマホタブレットが普及した以降、電車の車内で新聞を読む風景はすっかり見かけなくなりました。読書も書籍からスマホ電子書籍リーダに置き換わるようになりました。

出会い

ドラマや映画などでは相変わらず、通勤途上で気になる異性に出会ったり、アクシデントから認識することがありますが、現実の世界ではそうそう多くはないようです。

トラブル

通勤時間のラッシュに関わらず、早朝から深夜まで何が不満なのか、無関係な人に因縁をつけて喧嘩をふっかけたり、痴漢をして電車を止めたりと迷惑千万な輩が相変わらず一定量います。

君子危うきに近寄らずで、そうした時間帯を避けたり、混雑する車両を回避することはリスクを識別して確実に移動する目的を果たすために必要なことです。

最適な通勤

これは考え方や価値観に左右されますが、少しでも勤務地に近い方が、通勤による時間を抑えるためには一つの解だと思います。読書の時間を電車の乗っている時間で確保したいというケースでは乗り換えのない経路となるように住まいを選ぶという価値判断もあります。