期待されていないSEがこっそり異能を手に入れるには

ハキハキ、アカルク、セッキョクテキニ、チョウジカンロウドウモイトワズ。こんなエンジニアがマネージャ受けしている組織では、同僚とでも必要以上に関わりたいくないとか、飲み会は極力避けたいとか、人前で発言するのは恥を描くかだけで大人しくしていたいとか思っているエンジニアは過ごしづらいです。

特に飲み会なんて業務以外何者でもないですよね。でも、自腹を切れとか意味わからない。役職上の勤めらしいのでそうですかと割り切ってますけど。

異能を手に入れよう

 エンジニアにとって異能とは今持っていない能力です。

エンジニアで頭の良い人を見ていると、効率的でない仕事のやり方であっても自分の仕事をいかに省力化して楽をするかを考えて行動しています。頭は良くないし、積極性もそれほどないけれど楽をしてそこそこの仕事をしたい。だから、今持っていない異なる能力を身に付けたい。

そう思うことは正しい(正誤ではなく、生き延びるためにという意味合いで)のです。エンジニアとして仕事をし続けるなら。

本能に近い動機を持つ

異能を手に入れたいと思う動機は、本能的な動機に基づいたほうがいいです。なぜなら、本能がそれを要求し続けるから。食欲、性欲、睡眠欲。あとは富と名声。こうした本能に近いところの動機の方がいいです。

「○○をマスターしたい」
「なぜ○○をマスターしたいのだ」
「マスターして会社で貢献…」
「それは本心ではないな。自分に正直になれ」
「本当に…」
「マスターして活躍して認められたい」
「認められてどうなりたい」
「…稼いで課金したい」
「そうだ、それでいい」

いいかどうかは人それぞれですが、原動力となる動機は本能に近い方がいいです。

タイプ別異能の選び方

今持っていない能力は大別すれば次の能力に分けられます。

  1. 基礎的スキル
  2. 技術的スキル

基礎的スキルは生まれ持った性格や経験で習得した性質です。技術的スキルは方法論やそれを実践に適用する技術、あとは言語やツールの利用技術です。

さて、どっちを選べばいいのか。いや、どっちかにしないといけないのかという疑問もあるけれど、まず1つやってみましょう。二兎追うものは、です。

それでどちらを選ぶのか、ということです。

技術の習得の仕方を身に付けているなら、基礎的スキルを推します。技術の習得の仕方を身に付けていないなら、技術的スキルから。それも言語やツールの方から。

どうして技術の習得の仕方を身に付けていないエンジニアは言語やツールの方からを進めるかというと、言語でコーディングすれば動くオブジェクトが手に入れられるから、です。自分のPCでリターンを得るのが一番実感が湧くでしょう。

方法論は理解したことを検証するのは手間ですし(でもやらないと身につかない)、基礎的スキルは抽象的なテーマが多いので技術習得が身についていないとどうしようもないです。焦れずに、まずは基礎固めしましょう。レベル上げは大事なのです。

 

なお、異能を手に入れ発揮するとエンジニアのステージが変わったり、転生したりすることがあります。