潰しの効く技術
なんか昨日、今日書くテーマを書いたような気がしたけれど、それよりこの3連休何していたかと言うと2日はスライドを書いていましたね。スライド。そう、PowerPointですね。ページ数は30ページもないので大したことはないけれど、全くのゼロ、1枚もないところからだったのと、所謂、過去のアセット、以前に作ったスライドの再利用ができないところから作ったので1日目にアップしたときには死にました。
最初にページの割り当てを決める
エンジニアにスライドを作るようにお願いすると必ずいきなりPowerPointの白紙ページを開いて書き始めるんですよね。ひどいエンジニアになるとタイトルを書かずに本文に細かく書き始めるんです。
これアンチパターンです。
最初にするのはPowerPointの白紙ページを開くことじゃないです。ホワイトボードの前に立ってA4サイズの四角をキュッキュと描いて、その四角をスライドのページに見立てて何を書くかを四角の中に描いていきます。ホワイトボードがなければコピー用紙を会議室のテーブルに並べ、サインペンタイプのフリクションペンで同じように書き込んでいきます。
何を書くかと言うと、ページで何を伝えるかテーマです。まあ、イコールタイトルですけどね。
5枚のスライドでも10枚のスライドでも同じようにします。50枚とか100枚と多くなればなるほど物理的にした方が良いし、ホワイトボードでは足らなくなるので壁に貼って全体の流れを決めます。
ここまで出来ればあとは作業です。まあ、作業をしていて全体を見直すと手直しが発生するんですけどね。でも、いきなりページの中身から書いていったら一体何枚書くか見通しも予測もできないので辛いだけです。
全体を押さえるという潰しの効く技術
はい、戻ってきました。昨日のブログ末に今日書くよといった潰しの効く技術。全体を押さえるという技術。前にも俯瞰しようね、全体を把握してから物事を進めようね、と書いていたと思いますが。
全体を把握して、段階を追って詳細化=具体的にしていくというやり方、エンジニアなら誰でも知っているでしょう。言えますよね。そう、ウォーターフォールですよ。システム開発手法のウォーターフォール。要件からアーキテクチャ方式設計、詳細設計、実装と普段やっているあれです、アレ。
スライドだって同じように作るんですよ。なぜかって。それはスライドを作る要件を実現するために目的があるからね。システムを作るやり方にウォーターフォールやアジャイルのスクラムがあるように同じようにすればいいのです。
ただ、斬新的に作ればいいケースもあるかもしれませんが、スライドはやっぱりトップダウンです。斬新的に作りたくてもそれは全体の構成が出来れば仔細を作るときにはそうなるときはそうなるので。
とはいっても、終盤のチェックで全体の出来を見ていくと全体を押さえて段階的に具体的な記述をしていて良かったと思いますよ。作業の見切りがつくので。
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