いつになったらconnectedな時代になるのだろうか
90年台前半はRASでインターネットに繋ぎ、そのあと暫く、PHSやモバイル通信機器を介してPCをネットワークに繋いでいる。そう言えば、PHSでデータ通信は割と良くて東海道新幹線の移動中でもなかなか切れずに繋がっていた。
ここ5年くらいは、外出先でwifi環境も提供されるようになったが、あくまでもスポット(電波の届く範囲のエリア)でしかない。wifiスポットを提供している店から出てしまえば4Gの世界に戻される。
スポット、電波の届く範囲の意味であれば、携帯電話だって基地局を中心としたゾーンに入ることで電波を繋げ、ネットワークに接続するから同じようなものだ。
いつになったら、wifiルータを接続して、PCを繋ぐという儀式から解放されるのだろうか。PCにモバイルsimを入れて使えばいいと思うかもしれないが、手順がなくならないことに煩わしさを感じているのだ。
では、もしPCなどのIT機器を儀式を経ずに、常時接続できる技術が提供されたらどんな社会になるのだろう。少なくとも通信キャリアは中抜きされるだろう。間に入っているものを取り替えることで、これまで当たり前だと思っていたことから解放するのがイノベーションであることが多いのだから。
しかし、ほんとネットに繋ぐのが面倒でしかない。
- 作者: ニコラス・A・クリスタキス,ジェイムズ・H・ファウラー,鬼澤忍
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