パートナーとしてプロジェクトマネージャを選ぶときの諸注意
もしプロジェクトマネージャをパートナとして選択するなら、どんなプロジェクトマネージャを選ぶと幸せになれるだろうか。
などと、ふと思いついたので。春だし。
できるプロジェクトマネージャを選んだとしたら…
ただ話を聞いて欲しいだけなのに、話のスコープの範囲はどこまでかの質問をされてしまう。もうここで無理と思う(だって、話を聞いて欲しいだけなのだから)。矢継ぎ早に課題の設定とマイルストーンを設定されてしまうだろう。
ただ、ここで見限るのはまだ早い。
できるプロジェクトマネージャなので、顧客(パートナ)の話には耳を傾けるように傾聴スキルを身につけているので、ハッキリと要件を定義して伝えることで改善される。
- 話を聞くだけに徹すること
- 同意のゼスチャだけすること
スコープの設定や課題解決は身に染み付いているので、なかなか慣れずに話の詳細に入ってこようとするが、それは要件ではないと毅然とした態度をとり、再発防止策を提案させること。
再発防止策は、フルーツたっぷりのスイーツのお店で奢る、などが望ましい(頭を使う仕事なので甘味好きは多い)。
ただし、次項についての運用は注意する。
顧客(パートナ候補)から、パートナになると途端に下請けと見做しかねない。これは職業病であるから、パートナシップを締結しても、51%の経営権は確保すること。経営権が49%以下になると仕事(家事)を振るだけ振られるので、ここでも毅然とした交渉を行う。なお、ホールディングスとして100%子会社化(収入の連結決算)するのが望ましい。
残念なプロジェクトマネージャを選んだとしたら…
もし、残念なプロジェクトマネージャであることがわかったら、残念であることのエビデンスを何点か確保することが最優先課題になる。
残念であるから、何事にもミスが多い。一番の欠点は、計画の構想立案能力が低いことによる行き当たりばったりな意思決定である。
これはデートの時に人気のあるお店の予約を入れない、こちらの嗜好、制限されている食べ物(アレルギーなどを持っているかなど)など要件確認をしない、などの事象として現れる。
また、品質に対する意識も低いため、デートでそのお店は選ばないだろうという安価なお店を選んだりしてしまう。ダメなプロジェクトマネージャかコスト意識が高いだけなのかは、バケットにハムとチーズを挟んだ簡単だが美味しいランチとハーフボトルのワインを大きな公園に持っていくデートを選ぶとか品質を伴ったソリューションなどで判別する。
ダメなプロジェクトマネージャはふりかえりをしない。しないから、ナレッジが蓄積されないし、ミスを再発する。なんどもされるとうんざりするか可愛いと思うかは性癖であるが相対的に幸せとは対局である。
少なくとも、美味しかったね、楽しかった、と心からの言葉がなければチームビルディングも残念である。
よって、エビデンスを示し、パートナシップは解消することが最良である。
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