面白い仕事は、面倒くさい中にある

TVゲームが出た頃、ゲームをプレーしているのを見るのが好きだった。今で言う実況中継の元祖みたいなものだ。なにせ、ファミコンだったからね。

不思議なことに、見ているだけで面白いゲームがある。アクションだったり、画像が綺麗だったり、キャラが可愛かったり。見ていて、面白そうと思うより面倒臭そうと感じるゲームも多い。配合がとか合成がとかがあるとそれのどこに面白みがあるかがわからない。

それが、今は面倒くさそうな仕事をやっている。見ていて面白そうでない。華やかさはないし、キラキラしていないし、あれこれといい続けるような仕事だ。

ときどき、夜残って仕事の区切りがついて、背後ろに座っているアーキテクトと雑談をすることがある。

「こんなの、やってみたんだけど」

「へー面白いですね。これgitにあげてCI/CDできませんかね。えーと、じゃあ…」

と始まると、アーキテクトに情報を伝えるているとプロトタイプぽいのができてしまう。その間、ぼーっとでもないが(情報を伝えているので)コンソールを見ていたり、設定画面を眺めていたりする。

これは…。

まるで、ゲームの実況を見ながら、あれこれと会話しているようだ。

で、プロトタイプが動くと、ゲームのプレーはしていないのに、楽しい。

なぜだろうか。

ゲームになる素材、コンテンツを提供しているからだ。

仕事だが。

プロトタイプが出来ると、次は、それを運用できるようにしたくなる。また、面倒臭いが、面白みのあるプレータイムだ。ざっくりとプロセスをデザインして、テストをして、直して、テストをして。

形になれば、それで業務が変わる。

面白し仕事は、面倒臭い中にある。

面白い。