勉強会に誘っても行かない部下や後輩エンジニアをそれでも勉強会に行かせたいなら
組織の外の勉強会で得るものがあり、それが仕事で生きた体験につながっていると同じことを勧めたくなる。口コミといえば口コミであるが、他人の人生に余計なものを差し込むのだから、十分お節介である。
勧める方は意図がある。純粋に勧めるよりは、自宅と仕事場の往復をしているだけにしか見えない部下や後輩に能力を向上するような機会を作って自らのエンジニアとしてのレベルをあげて欲しいと言うピュアなものだ。
実際は、それをしなければ仕事が進まないなど困ったことになっていないから、実行されることはない。
無理やり、一緒に申し込みをさせられて、同行させるようなケースでもなければ。
ヒントはここにある。
仕事にすればいい。
勧める側に成功体験があればコネクションとして何人か交友を持っているコミュニティ的なつながりを持っているだろう。
部下や後輩エンジニアに学ぶ機会を作って欲しくても行かないのであれば、組織の、業務の中にそれを作り、スケジュールを確保し、業務として指示すればいい。
声がけするつながりのエンジニアの仕事場が近ければ、ソーシャルネットワークでDMかメッセージを送り『こんなことをやりたい』と伝えればいい。
そのとき、こちらは業務としてやりたいので業務時間内でと伝えると良い。どこの組織でもフィードバックできる程度のアウトプットがあれば業務扱いにしやすいだろう。
声がけするつながりのエンジニア達は全員つながっている必要はない。その場で新しいつながりを作れることは、声がけされたエンジニアにとっても今までなかった体験であるから価値はある。
- 距離的に近いエンジニアと事前にこんなことをやりたいと伝えておく
- 賛同してくれたエンジニアに主旨(事例による技術交流など)を伝える
- 場を設定しinvして日程調整を始める
- 部下や後輩エンジニアのスケジュールの空きを押さえる
- キックオフでは最低限のルールを決める(自由参加、持ち回りなど)
- 関係者外秘とするか、公開前提とするか(関係者外秘、クレンジング)
- ゴールは決めておく(やめるタイミング)
コミュニティの立ち上げ、ファシリテーション、運営、運用、セキュリティなど、テーマ以外まで、目の前でやれば学べることもあるだろう。
水を飲ませたくても引っ張って行くのも大変である。であれば、水を目の前に持ってくればいいのである。
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