会議で発言者の言動がおかしくなったらペンを持たせてホワイトボードに書かせる理由


迷ったり、出来るかどうかを不安に思って思考がグルグルしはじめたら、何でもいいので行動に移そう。一番簡単な行動は、その迷っていることや不安に思っていることを紙に書き出すことです。


紙に書いて恥ずかしいと思うなら、人は他人のことは自分が思っているほど気に掛けていないということを思い出すことです。誰も自分のことなんて気にしていない、と思えば羞恥心の枷は外せます。


不安なことは、紙に書き出してみると、存外、それほど大したことで悩んでいるわけではないことに気付けます。紙に書くことで悩みを自分の思考の一部から切り出し、コトに置き換えられるからです。


これらに共通していることは、自分の内面から外に切り出すという置換する作業をしていることです。これは思考をしていて詰まったら、行動を挟んだ方が思考を継続するよりいいということです。


これの応用は、会議で発言者の言動がおかしくなったらペンを持たせてホワイトボードに書かせるというのがあります。