2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

AI上司の部下になったら

ところで昨日とか仕事を邪魔する上司的なタイトルの記事を見かけたので、いい上司と仕事をしたことが何のだなと可哀想な気持ちになりつつも、であればそろそろAIに理想の上司とやらをやってもらうサービスを作ったらいいじゃないかと思ったりするのだがどち…

プロマネになる資質を持っているかどうかを判別する問いかけ

あるメンバが割とレベルの高い業務改善のリーダをやっている。客観的に見ていて、少し不安を感じている。 基本的には本人はwillを持っているし、多分できるだろうと楽観的に言っているので介入をするつもりはないのである。文化的にwillを持つエンジニアには…

プロジェクト・チキンレース

プロジェクトマネージャをやり始めたころの経験談を少し違う切り口で。 要点 遅れているとは言いたくない プロマネ自身でスケジュールをクラッシュさせる エンジニアが進捗を遅れていると言いたくないのと同じようにプロマネも進捗を遅れているとは言いたく…

ガーっと全部作ってしまう

もし仕事で(仕事でなくてもいい)アウトプットをぼんやりとしかイメージをできておらず、どう手をつけるか悩んでいるなら、最後まで勢いでガーっと全部作ってしまうのがいい。 どうせ進捗していないのだから、細かいことは気にしない。どうせディティールな…

マネージャとしてやっている10のコミュニケーション

プロマネをやったり、マネージャをやったりしていて、経験的にか本か何かで知ったこともあるかもしれないが、無意識にやっている10のコミュニケーション。 笑顔で応える(スマイルはプライスレス) 話を聞く(聞いてから相談のポイントに沿って考える) 理解…

毎日ブログを書くことの弊害

今いま、かなりプロジェクトの佳境に入っている。御多分に洩れず、数多の担当業務に対してプライオリティ、優先順位づけをして自分のリソースを割り当てているため、フォーカスしない業務は劣後する。ときどき誰か、上司か同僚が劣後した担当業務を思い出す…

進捗の邪魔にしかならないエンジニア

チームにいると困るというか進捗の邪魔にしかならないエンジニアのタイプ。 原理主義者 完璧主義者 頑固者 嫌い 原理主義者 例えばスクラム原理主義者が世の中に存在するとして、スクラムガイドどおりにやっていないと重箱の隅をつつくエンジニア。他には組…

業務分析でどの手法を選択するか

どのくらいの頻度があるのかはわからないが、業務分析を行うことはある。 業務分析の業務の範囲を例えばバックオフィス全部ではなく、特定業務に絞れば頻度は増える。 業務分析といってもその分析で得たい結果の候補は、次の項目の全てかいずれかだろう。 先…

エンジニアの値付け

もう20年くらい前になるのではないだろうか。いや、そんなことはないか。その話を聞いたときにはすでに辞めていた人が言っていたということを人づてで聞いて、今になってもとても印象に残っている。 『エンジニアは自分を高く売れ』 この言葉を読むと色々と…

仕事が終わらない

仕事は終わらせてナンボなので、仕事を終わらせられないエンジニアは(助け方は色々あるけど)助けたくなる。 それはそうとして仕事(タスク、アクティビティ、ワークパッケージ、チケットと呼び名はなんでも構わない)が終わらない理由は色々とある。 その…

エンジニアがポートフォリオを持つ価値

採用面談をしていて思うのは、業務経歴以外にポートフォリオを持っていると、採用候補者に対する認識がガラッと変わるケースがあるので、エンジニアはポートフォリオを持って欲しいと思う。 理由は、以前のエントリにも書いたが、業務経歴書だと『業務でこれ…

お得!ドラム型洗濯機に交換!楽しみー、『これは取り付けできません』からのドッタンバッタンの水漏れ、修理、修理

検索してみるとどうやら2006年に発売していたSHARP ES-TG60Fの調子が悪いとワイフから相談があった。1回か2回くらい修理を頼んだと思う。発売当初に買っていたとしたらかれこれ14年も使っていたのか。 日常に溶け込むとそれが当たり前で壊れることを想定しな…

異世界な事業会社でフリーランスが心理的安全性を失わないために

ここ数年のエンジニア界隈、特にSIerから事業会社へ流動性は少しずつ高まっていると感じられる。身の回りでは、ここ数ヶ月落ち着いた感じではあるがそれでも副業を始めたり技術顧問になったと報告されていると、一定のパイプラインが確立したのだろうと思う…

エンジニアの思い込みの代償

もうだいぶ前のことだ。コミュニケーションツールで営業陣と会話をしているときに、自分の発言が言い過ぎだったことがあったらしい。 自分の発言後、発言を前提としたことが担当営業から情報共有があり、取り違えていたことがわかった。自分としては取り違え…

エンジニアに悪魔は手軽な達成感ばかり囁く

某所で某エンジニアが参画して数ヶ月が経ったころ、そのエンジニアの評判がすこぶるよろしくない。理由は採用したときに、担って欲しいのは業務システムの改善で、他に運用サポートも期待していることを伝えていたらしいのだが、蓋を開けてみれば、肝心の業…

PMBOKのステークホルダーマネジメントは組織のハックかもしれない

諸事情があって、差し戻しになった案件をリスタートさせるエンジニアがいて、主体的に進めようと活動を再開し始めた。 差し戻しになったときには基本的にwillを持っているエンジニアが自主的な判断で進めれば良いと思っていたので、口は一切挟まず任せていた…

意外と作れない基本設計の目次構成

プロジェクトマネージャになったとき、流石に失敗したいとは思わないのでどうすれば成功できるか、そのために何をプロジェクトマネージャになる前から準備しておけばいいかを考えていた時期がある。 結果的にそれは後に生きたわけで、そうした準備は必要で頭…

デスマよりひどい寿司と呼ぶには憚られる握りでSAN値がゼロになる

家電は故障し始めると伝染するように故障する。その時期は少し前にまとまってあって、それ以降は小康状態である。適当に世代交代をするような感じだ。 うちの洗濯機は割と長持ちで結婚してから現役は2代目である。かれこれ10年以上毎日何度も運用している。 …

プロジェクトマネジメントは海鮮丼である

もともと土曜日は引きこもってタスクを消化しようと考えていたところに令和ちゃんが15号の続けざまに19号を持ってきた。 いくつかやらなければならないことの1つの優先順位を入れ替えて、別のタスクの脳内にあるぼんやりしたイメージを言語化にする。 タスク…

令和元年台風19号のメモ

off

社会、防災インフラは大事。 社会、防災インフラに従事する人も大事。 ソーシャルネットワークでNHKの報道がポストされるのでNHKの存在は価値がある。 インターネットで常時情報を収集できていたことは大きい。 放射状の高速道路は通行止で遠隔地に避難は無…

史上最大の台風の日の成果(途上)

史上最大の台風がきているのに、日がな一日PCを前にしてやっていたのは本社部門向け講座設計である。 これで得られるものがあればそれはそれで良いのだが、実態はこれからスライドとワーク(ゲーム)を作らないと仕方がない。 ドーバー パストリーゼ77 スプ…

実現できるかわからない計画を死守するためにPDCAを頑張るのは何か間違っている

ちょうど、とあるプロジェクトをやっている。全体で見れば年末くらいで一段落つけたいので、そこそこの半年以上のレンジである。 プロジェクトは全社に導入してた業務をある意味リニューアルするもので、仕組みづくりのし直しといった方がイメージはあってい…

エンジニアを縛る計画思考

シンポジウムやカンファレンスでワークショップをコマとして設けていることがある。定員制で、グループワークが多い。見聞きしない、でも講演のアブストラクトのキーワードに興味を惹かれて受講する。 ワークショップに参加した。初めて会うエンジニアと顔見…

いわれのない仕事を押し付けられたときに整理する方法

お仕事をしていると、いろいろとあるわけです。自分の担当で終わらせないといけないお仕事や他の方が担当されているお仕事。 組織で働いているので自己完結するお仕事の方が少ない。 団体で働くということは、誰かからのオーダーがあり、何かをインプットと…

ozendateできないエンジニアは仕事ができない

ozendate=お膳立て。 dictionary.goo.ne.jp エンジニアにカリスマ性か他に類を見ない魅力を持ち合わせていない限り、ozendateのできないエンジニアは仕事ができない。 その素性がバレるまではブツブツと周りが文句を言いながらもやってくれる(ブツブツ言っ…

エンジニアをマネジメントしてはいけない

自分が一兵卒のエンジニアのとき、自分に対してあれこれと言われていたような気がする。 『キミはこうだからできない』とか。アレは自分のキャリアや目標の達成に何一つ役に立たなかった。 1人、自分のキャリアについてマネージャから『キミには選択肢がある…

チームのパフォーマンスの最大化を考える

www.tokyu-land.co.jp 社員に計測機器をつけて業務を行い、実証実験することのサムネイル、記事によってデストピアだと評されている。実証実験は緑のある開放的な空間のもたらす効果と称しているが、これは従業員のパフォーマンスの最大化を狙っているのであ…

スタートアップの情熱は後付けである

形もイメージもなければ対象になるものが存在しない。だからそれを好きになったり、可能性を見いだすことはできない。『いやそんなことはない』と言える時点で、すでに対象となるイメージを脳内に持っているか、虚像として捏造している。 事業を立ち上げる、…

『ふーん』から脱却できないプロマネ講座

SIerのエンジニアならプロジェクトに参画するから基礎知識としてプロジェクトマネジメントの講座を受けるだろう。もし受講する機会がないとしたら、組織としてプロジェクトをやるつもりがない(つまりSESをビジネスにしている)か、エンジニアに対する教育を…

オープンコミュニケーションというハラスメント

オープンコミュニケーションを文化の一つとしてうたう組織は少なくない。衝突を避けるために思っていることや感じていることを言葉にして発することをやめたり、言ってしまった後にどう思われるかを憂いて押し黙っていたり、勝手に慮って遠慮をしたり。 本来…