エンジニアがポートフォリオを持つ価値
採用面談をしていて思うのは、業務経歴以外にポートフォリオを持っていると、採用候補者に対する認識がガラッと変わるケースがあるので、エンジニアはポートフォリオを持って欲しいと思う。
理由は、以前のエントリにも書いたが、業務経歴書だと『業務でこれをやった』系の書きっぷりが多く、何ができるエンジニアなのか、欲しいポジションにフィットするのか見極めることが難しい。
採用側はフィットしないエンジニアを採用してしまうことで、そのエンジニアにとっていいキャリアにならない時間をとってしまうことを無いようにしたいためだ。
エンジニアのポートフォリオの条件は、
- 個人的(業務外の意味)なアウトプットである
- インターネット上で閲覧できる
ものが望ましい。
思いつくのがgithubだがそれ以外でもいい。
- ブログ
- 書籍
- 講演資料
- 経験した技術をまとめたスライド
などでも採用する側としては構わない。
何に関心を持っているか。実現したいことがあり、それに継続して取り組んでいれば、自己実現性も高いだろうし、活動の継続性をみられれば目的に到達するための継続する力量も確かめられる。
どちらもその人を形作る基礎スキルなので業務経歴書では表現されにくい領域でもある。
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