2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

中途採用が急に増えたとき既にカルチャーは衰退している

ダメかは知らないが、エンジニアが仕事をしたい組織かと言えば…。 gyo.tc SIerのような新卒一括採用をしているような組織では、ない悩みかもしれない。クラウドサービスをやっている組織では、新卒を育てている余裕はない(メガベンチャーか上場済みなら別だ…

人生のハンドルを渡されたことに気付いたとき

ある平日、メッセンジャーにて。 友人「今日の夜食事どう」 自分「(うーん、作業しようと思ってたけど平日は珍しいな)どうした」 友人「君のこと話したら、話してみたいという人がいて、食事でも」 自分「(2時間くらいか)いいよ、どこで」 予定していた…

プロジェクトについて語り続けたい

プロジェクトマネジメントが好きだ。何を今更と思うかもしれない。まあ、ポジトクというやつである。ただ、PMBOKは版を重ねるごとに厚くなるし、どうしてそうしたかよくわからないこともするから、割とどうでもいい。 ああ、実はプロジェクトマネジメントが…

言われたらそのとおりやらないといけない病

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スケジュールを確認する前にメンバが席までやってきて、打ち合わせしましょうと打ち合わせスペースまで連行られる、そんなある日の午前中。 打ち合わせテーマは、テコ入れで首を突っ込んだプロジェクトの2つ目のアクテビティをどう進めたらいいかという相談…

習慣化の6つのステップと習熟度の6のステップ

習慣化にすることと習熟度を上げて上手になって行くことは別のステップを踏むと思う。どうして別と考えているかというと、習慣化だけでは上手にならないからである。 例を挙げれば、運動したいからフィットネスジムに行くことに決めて、マシントレーニングを…

プロジェクトマネジメント講座について

講座について この講座は、プロジェクトマネジメントを学ぶ講座である。この講座では、プロジェクトマネジメントおよびプロジェクトマネジメントに関連するコンテンツを取り上げることもある。 受講の目的 この講座を受講することで、プロジェクトマネジメン…

エンジニアの色眼鏡

このサイトのPV数は物静か故に、エントリで素振りをしている。どういうわけか、ごく稀にホッテントリとかなんちゃら砲でスパイクが立つこともある。スパイクが立つと平常のPV数と単位が変わるからスパイクが画面から消えるまでアクセス数のグラフは役に立た…

エンジニアの作る壁

次の条件下でシステム開発に携わるとき、いったいどれだけ壁ができるだろうか。 プロジェクトチームのメンバ 担当エンジニア(アプリエンジニアでもインフラエンジニアでも構わない) B2C、B2B、社内システムのどれでも良い システム開発手法はウォーターフ…

ホスピタリティの高いエンジニアは実在するか

「実行力を持っていて、頼まれごとは嫌な顔をせず、やり切ってくれる。困りごとはきいてくれるし、何よりホスピタリティがとても高い」 こんな頼れるエンジニアを探すとどこの組織でも中堅エンジニアとして実在すると思うし、思った以上に割と多いのではない…

エンジニアとしての自己肯定感との付き合い方

自己肯定感のエントリがあり興味を持って読んだが、自己肯定は行動と役割で自信を持てるから自己肯定感は低くてもいいという趣旨のものだった。 自己肯定についてイメージでしか知識を持っていないので調べてみると諸説あって、「現在の自分を自分であると認…

お腹の空いていないエンジニアの食指を動かすには

手慣れたもので、自分の育成課題はひょいひょいと設定できる。ToBeと今の自分のギャップを理解して伸ばすコンピテンシを決められるからだ。 サクッと設定できるためには(別にサクッと設定できなくても時間がかかるだけだが)いくつかの要点を押さえていなけ…

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丸和貿易 トランクスタンプ ひらがな Sサイズ メディア: ホーム&キッチン

エンジニアがウォーターフォールを嫌いな理由

アジャイル開発の手法というよりは、カンバンが好きなのはこんな理由からだ。 ・作業プロセスを常時見られる ・アクティビティのステータスを見られる ・作業プロセスの改善をしやすい ・アクティビティのオーナシップがエンジニアになる パッと思いつくだけ…

エンジニアが無能なプロジェクトマネージャから身を守るためには

これまでエンジニアのスキルには、エンジニア自身を形成する基礎スキルと技術スキルの2つの軸があると述べてきた。過去ログを調べるのが面倒な人向けにおさらいすると、基礎スキルと技術スキルは次のとおりだ。 基礎スキル…問題提起、課題抽出、ゴール設定、…

キャリアの悩みには壁打ちがいい

エンジニアのキャリア、業務経歴を聞いていると誰一人同じことはない。壁打ちしたいというエンジニアのキャリアは割と悲喜交々、少しだけ悲が多いようで、いや、だから壁役を欲しているのかもしれない。 組織のエンジニアは部下になるから、キャリアの相談は…

ペアワークした話

あるエンジニアは、ホスピタリティが高く、システム運用業務ではトラブルの相談があると最優先に対処してくれている。当然、トラブって相談に来ているエンジニアからの信頼は厚い。 そのエンジニアの担当業務は、まずまず進捗するから実行能力は高いと評価し…

ウォーターフォールをやめて失敗する組織

ウォーターフォールしかやってこなかった組織がagile開発を取り入れることを決めたら、組織は非連続な成長を選択したことを理解しないといけない。 カンバンを取り入れたとき、開発チームの閉塞感やプロジェクトの進捗のオーバーランにテコ入れするだけでは…

もし、二十歳の自分にアドバイスをできるなら

自分の感覚から言えば成人式は1月15日で、自分の成人式のときはいい天気だった。地元ではろくなことがなかったが、成人式は出ておかないと後悔しそうだと思ってアイビーぽい出立で市民会館まで行ってみた。 案の定、同級生はいたけれど昔を懐かしむようなこ…

積読はスタックの実装解除

とある編集と話をしていたとき、技術書が売れないとぼやきを聞いたり、別の出版関係者の話をきいたときには出版不況にもかかわらず技術書は一定の結果を出しているときかせてもらった。 さらに別の編集と話をしたときには、やはり出版不況の話から売れている…

マネージャの在り方若しくは廃止論に反する思い

はじめに はじめに断っておくとマネージャには担当部門においてる無能なマネージャもいるし、有能なマネージャもいる。これはエンジニアに優秀なエンジニアもいるように、残念なエンジニアもいるのと同じである。ただ、マネージャとエンジニアの比率は1対Nに…

OKRとコンピテンシの伸長

OKRを設定するときのポイントは、アップサイドの設定担っているかを意識することだ。基本として、アップサイドのKRを設定できればそれでいい。 そのKRは、自分のありたい姿で備えいているコンピテンシの中から、そのKRの機会を活かしてコンピテンシを習得し…

事業会社のエンジニアに必要な3つのコンピテンシ

いまいま、事業会社のエンジニアに必要なコンピテンシはこの3つではないかと思っている。 Product Management Agile mind Done きっかけは、メンバが手を挙げたプロジェクトの進捗が捗っていないところで、突発的な役員との打ち合わせで、内心はそろそろ忍耐…

報酬と生産性と価値

システム開発で生産性と話を持ち出すとプログラムのステップ数を持ち出すのはレガシなシステム開発を経験したシニアエンジニアか新卒から刷り込まれたエンジニアだろう。顧客とエンジニアサイドで成果と報酬の折り合いをつける共通の基準は測れるものでなけ…

脳の体力

40代の頃、50歳を超えたくらいの直属の役員が身体が持たないと飲むたびにこぼしていた。帰る方向が同じだったからもあったのと、自分がわりと話を聞き出す様にしていたのでガードが下がっていたのかもしれない。身体が持たないから週末は寝る時間に充ててい…

BCP はどこまで必要か

大手ならBCPと称して初動対応の安否確認や事業再開のため事業復旧計画を整備していたりする。よくよく考えると、無駄なことなのではないかと頭をよぎる。 などと書くと、 ・何をいっているんだ社員の安全を確認するのだから社員に優しいじゃないか ・事業再…

ぬるま湯は能力が弛緩する

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打ち合わせをしていて、打ち合わせのテーマをどう実現するかを聞いても、ほんわかした説明しかないとダメなコンサルかSIerの営業の提案を聞かされている気分になる。 どういうことかというと、あるテーマについてそのテーマをやったぜと言えるdoneの定義を聞…

ナレッジ共有というお化け退治

組織が成長(100→1000のフェーズ)や高齢化(1年経って若手が配属されなければ一つ組織も老齢化する)と お化けのように要望として上がるのがナレッジ共有だ。 動機自体は極めて純粋で、増える要員への(過去の情報共有や育成の手間の)負担軽減だったり、シ…

プロダクトの発想とかバカっぽいアイデアを言える環境

事業を20年以上続けている知己がいる。頻繁に会う機会を設けていて、会うたびに先方の事業の話をあれこれと聞いている。 SIerなどで新規事業部門を鳴物入りで立ち上げるも上手くいかないとか、スタートアップでプロダクトが思ったように立ち上がらないケース…

停滞する大企業と成長するスタートアップ

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生産性の上がらない重厚長大でグローバルな大企業とWeb系クラウドサービス企業は、一見、真逆のような存在であるが不思議なことに共通項もある。 人事ローテ vs ゼネラリスト 大企業は、数年おきに人事ローテーションをかける。人事ローテーションを始めた頃…

走りながら考えるは嫌だけど出来るようになってから挑戦するはもっと嫌

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『走りながら考えろ』と言われると『お前の準備不足の付けを現場に回すな』と言いたい。 プロマネをやるようになってから、いや、あるプロジェクトでの担当業務でのやらかしたときのインパクトを教えられたときからなのだが、準備での作業標準プロセスの洗練…