毎日ブログを書くことの弊害
今いま、かなりプロジェクトの佳境に入っている。御多分に洩れず、数多の担当業務に対してプライオリティ、優先順位づけをして自分のリソースを割り当てているため、フォーカスしない業務は劣後する。ときどき誰か、上司か同僚が劣後した担当業務を思い出すのできっぱりと『それは後』と返すことで納期の延伸を図っている(現状、それで回避はうまくいっている)。
当然であるが、佳境のプロジェクトは大きな問題もなく進捗している。大きな問題もないが、そのプロジェクトとルーチンワークと差し込みのワークとがあるため、常時リソースは天井に張り付いているような状況である。
ところで、ずっと気にかけていることがあり、自分の仕事としてやらなければと思っていることがある。これは前述の数多の担当業務というよりはポジション的にしなければならないことだと認識している。しているが結果、数多の担当業務と同じように劣後している。
その代償は、いわゆる社員満足度調査の数字に現れている。
マネージャとして担当業務を持つこと自体、事業会社であれば当然である。ただチームの仕事の予実を数字や報告で眺めるのが仕事ではない。ではないが、チームに対するいくつかのことに対してリソースを割かなければならない。
その意味では、マネージャの仕事をしているかというと担当となってしまっているのでマネージャの仕事の一部をしていないことになる。
これまで、エンジニアは自分のリソースを全部作業で埋めてはいけないと書き残してきた。なぜなら、作業に落とし込む前の考える時間を取らないとクリエイティビティなアイデアを考え出すことも、新しいアプローチを考えることも、それを実践することもできないからである。
このブログは30分スプリントのイメージで時間枠を少しだけ気にして書いている。書き始めるまでの題材を決めるのに時間を取られるのが従来からの問題であることに変わりはないが、そのくらいの時間を枠に書いている。
なぜ書き続けるかというと、当初は書くことに対する素振り的な位置付けであった。その目的は達成されたのであるが、習慣として身についたのでこれをやめる勇気を持てない。やめてしまうと書けなくなってしまわないかとか、つまらないことだが連続記録を止めてしまうということも割と大きい。
さてさて、どうしたものか。