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新しいシステム開発手法は必ず組織の壁にぶつかってしまうのはなぜか


そういえば、ブクマで取り上げたようにXP祭りが明日の土曜日に開催されるようですね。1年経つの早いなー。

開催概要
開催日:2016年9月24日 (土) 10:00〜19:15 (受付開始:9:45予定)
会 場:早稲田大学理工学部キャンパス(東京都新宿区大久保3丁目4-1)
受 付:55号館 1F
主 催:日本XPユーザグループ、早稲田大学グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所


XPもアジャイル開発の一つのやり方だけど、そンな感じでまるっとアジャイルに括るとして2014年くらいからアジャイルも組織論を取り上げるようになったと思うのですが、皆さんの界隈ではどうでしょうか。


割と見かける光景に、組織に対する不満をぶつける人を見たことがあるのですが、そうぶつけていることを聞いていると個人的な不満が多いと受け取っています。例えば、今の組織の機能分担が縦割りすぎて「柔軟にことを進められない」とか「組織の判断が遅すぎる」とか。


システムエンジニアも組織の知識が必要なのは
いずれ誰もがある程度の経験をするとサブリーダなどのロールに置かれます。少なければ数人から10人以上のメンバをサブリーダとしてコントロールする必要が責務として負うことになるのです。


アサインされたとき、メンバごとに役割分担をしないといけないので「誰が何をする」という役割を決める必要があります。こうしたことのひとつが組織を運営する上での最初の一歩です。こうした役割をスケールアップしたものが組織だと思えばいいです。


システムエンジニアが一担当だからといって組織を考えなくていい、組織に関する知識を持っていなくていいという言い訳はできません。


まあ上段に構えたような組織論を知らないといけないのかといえば、そんなことはないですけどね。ただ、運営については少しでも知識を持っていた方が助かることは確実です。知らなければ、手探りでしかやりようがないですから。


新しいシステム開発手法を組織にどう取り込むかを考える
リーダのようなロールにアサインされれば、任された範囲のメンバを上手に活かして運営したいと思うはずです。そうしなければ任された範囲の責任を果たせませんからね。


リーダのロールにアサインされれば、ウォーターフォールでもアジャイル開発でも同じようなシチュエーションになります。作業内容は違ってもリーダとして任された範囲をやり遂げる観点では同じですから。


その役割であるロールが上がると扱うテーマがチーム内からチーム外へ、そしてチームを管理する組織へと広がっていきます。ちょうど分岐する界面はチーム内か外かのチームでしょう。その界面を越えたとき組織論が関わってくる。


これはシステム開発手法には関わらないところなんですね。前述したとおり、開発手法ではなくアサインされるロールで取り扱わなければならないテーマになってくる。まして新しい開発手法であれば、現行の開発手法のプロセスを意識した組織デザインするのが効率的だから、それとコンフリクトを起こすのは当たり前なのです。


それを解決するためには新しく採用するシステム開発手法のプロセスを吸収できる組織に変えるか、どこかで現新のシステム開発手法を吸収できる緩衝帯を置く必要があります。


これが分かっていれば、ただひたすらこれを解決することにフォーカスすればいいのですが、これに気づかないと文句を言って終わってしまう。