あなたの見えない話に人は賛同しない


何を話しているかわからない人にときどき遭遇する。
困ったことは、その人がシステムエンジニアの場合だ。
システムエンジニアが作るシステムは、機械がルールにもとづいて処理する。
ある仕事の全部か一部を機械化したするために、約束を抽出したものがルールだ。


ならば、システムエンジニアが何を話しているか、聞く人が理解できなかったらどうだろう。

ある仕事を機械化するために、やりたいことを顧客から聞くとき
顧客から聞いた仕事を確認したいとき
システムに機械化するときの仕様を説明するとき
作り上げたシステムの使い方を説明するとき


こんな状況に遭遇したら、顧客はあなたに仕事を依頼するだろうか。
こんな状況に遭遇したら、顧客はあなたにシステムつくりを任すだろうか。
こんな状況に遭遇したら、顧客はあなたが作ったシステムを使うだろうか。
こんな状況に遭遇したら、顧客はあなたを信用するだろうか。



あなたは、顧客に合わせて話を聞き、理解したことを伝え、ものを作り、届けるのだ。
顧客は、あなたの話を理解し、同意し、あなたに実現してもらうのだ。

続きを読む