インターネットのカタチ―もろさが織り成す粘り強い世界― あきみち (著), 空閑 洋平 (著)

XP祭り2013のLT大会の終わったあとにあるスポンサーからの寄付の配布大会があって、なんだかんだでワタシに分けてもらえる順は一番最後になったときにテーブルに残っていたというとちょっとネガティブだけど、ほかの本じゃなくてこの“インターネットのカタチ”を選んだんですよ。


面白い、興味が持てなかったのどっち?って聞かれたら、もちろん前者ですね。タイトルからもう少し概念的なほんわかした感じの入門書かと思ったら全然思い違いで「あーこれ、まとめるの大変だったろーなぁ。」って思ってみたり、「でも、好きで書き始めたんだろうからそれはそれで楽しみながら書いたんだろうなぁ。」っても思ったり。


学生のころの、地図がらみのバイトの面接で面接のおじさんと会話したとき、「これからはネットワークの時代だよ。」っていうのがこびりついていまだに覚えているわけですが、もう30年近く前の話なのにそれからもずっとネットワークは興味が持てなくて……。


本のテーマとしてはインターネットですけど、まぁネットワークなので懺悔の気持ちも含めて読み切りました。はい。まったくもって、お勧めです。ネットワークを知っている人でも、インターネットってこうなっているんだ、とおさらいにもなるし、ネットワークに興味がないワタシのような人でも事件や事例があってイメージをつかみやすいのでそういった意味でも興味を持って読み進められます。




インターネットのカタチ―もろさが織り成す粘り強い世界―
あきみち 空閑 洋平
オーム社
売り上げランキング: 92,426