その仕事がムダに思えても自分を育てるためには何一つムダな仕事はないんだ


今日から社会人になるエンジニアへ
今日から通勤を体験して、社会人って大変だと思っただろうか。何もかも工夫しないで今のままならそうかもしれないし、ラッキーなことに大変じゃないかもしれないけれど、毎日仕事に行くってコトは何があっても続けるということだから、地味に大変なんだ。


先は長いけれど挑戦する回数は限られている
初めての仕事は何になるだろう。やっぱり、ドキドキしちゃうよね。そして、周りの同期が先に仕事を貰ったらちょっと焦っちゃうかもしれない。


でも、焦らなくてもいいんだ。65歳まで何年働くと思っているんだい。40年以上働かないと年金は貰えないんだ。その年金が本当にもらえるか、その年金でやっていけるかは別の問題だけれど。


焦っても仕方がないけれど、焦ってもいいとも思う。ただ、自分が冷静に、自分の頭を冷やす方法を知っているなら。焦ったら、深呼吸してみよう。顔を上げよう。朝、駅の改札から外に出たら、空を見よう。自分の足で立っている場所が分かるはずだ。何をやればいいのか知っているか、知らなければ相談できる人に話してみよう。


先は長い。でも時間は40数年と限られているんだよ。だから、3ヶ月を一つの区切り、そう、スプリントとすれば170回しかチャレンジできないと言う現実も在る。その限られた中で何に関心を持ち、何を“まなび”、何を選択していくのか。すべては自分の意思でするものだ。


先は長い。でも、挑戦する回数は限られいる。まるでゲームのターン回数が決められているようだ。そう、ゲームだ。ゲームだから焦らず楽しもう。でもね、ちゃんと、勝とう。ゲームだから。


ムダな経験はないんだよ
その170回のターンのゲームは、戦うフィールドが一人ひとり違うんだ。同じ同期であっても違う。同じ職場の同期でも違う。そういうものだ。


それは組織が役割分担で成り立っているから。だから、あの仕事がいい、この仕事をしたいと思っても、それに従事できるかどうかは運かもしれないし、これまでの結果かもしれない。


担当の仕事が「何かつまらないな。」と思ったら、仕事をゲームのターンのように楽しむ楽しみ方を見つけよう。ゲームが作業に思えることもあるだろう。でも、ゲームならチャレンジするステージと作業になってスキルを上げたり、アイテムを揃える時だってあるものだ。


ゲームで作業になっているとき、何で自分をその気にさせたんだろう。思い出してみよう。仕事だって同じことだよ。自分の気持ちが下がっていても自分をその気にさせる方法を知っていたら、少し楽しくなるものだ。


仕事には何一つムダなことはないんだ。チャレンジか作業かいずれにしても自分のキャラを育てるには必要なことだ。それが、“いつ”必要になるかは誰も知らないし知ることは出来ない。それでも“いつかは”必要になると思っておこう。


チャレンジか作業か分からないけれど、それが何時役に立つのか分からないけれど、自分の引き出しを多くすると思ってやっておこう。そして、自分の引き出しの中に溜めておこう。それが知そのものだから。