ベスト何て尽くさない、難易度の高い目標に挑戦する
仕事で自分の限界に挑戦するなんて、ナンセンスですよね。だって、設計とか課題解決で考えると言う行為は自分とメンバや他の人の知見とのアイデアのキュレーションでしかないと思うんですよ。
なら、仕事での自分の限界ってなんなんでしょうね。やっぱり、体力に依存するところ、になっちゃうんじゃないしょうか。体育会系のノリと言うか。体力が続くか>思考がまわるか、みたいな。
かなりその運営というかチーミングに特徴のあるプロジェクトのとき、自分が自分に対して「これヤバイな。」って思って実際やってみたらヤバくて、「どこまで頑張れるかな?」って思ったときに、「(なんで体力勝負みたいになっちゃうんだ?)」って素直に思ったもの。
大抵、こういったプロジェクトに入るとき、「(ベストを尽くして)頑張って。」的なノリだもんね。まぁ、楽なプロジェクトならそもそもワタシの前でアサイメント済んでいるものね。
なので、ベストを尽くす=体力の限界まで頑張る、になっちゃうんじゃないかなって。長時間働くか徹夜を何回したか、みたいな。
そもそも、“ベストを尽くす”なんて、そんな定性的な目標は感覚でどうにでも、クリアしたとかクリアできていないと主観で変えられちゃうんで意味がないんですよ。定性的な目標であるが故、他人がその人の満足のために設定するか、自分が自分の満足のために設定するようなものです。
そんな定性的な目標を設定するくらいならしない方が良いし、それでも設定するなら定量的な、計測できる目標の方が良いです。定性的な目標は、その目標自体のカタチがぼやけていて、同じ目標を置いたとしてもその日の気分でクリアするハードルを変えられるので、まったくやるだけ意味のない挑戦としか言いようがないのです。
それより、高くても今と目標が定量的な方が断然いいです。なぜなら、目標の数値を自分で設定できるし、数値だけ気に自分自身を騙すことが出来ないからです。そしてその結果の差異を比較できて、次にどうしよう、と考えやすいからです。
まぁ、彼の特徴のあるプロジェクトでは、実際、ベストを尽くさずに倒れない程度がんばろうと思ったし実際そうしたんですが、一方の定量的な目標を立てようと思ったけれど、チーミングの根本のマインドセットと言う人に依存する所が大きくて、設定した目標は如何にデリバリ=確実にリリースできるかという、プロジェクトの根本に関わるところに落ち着いたのは何ともアレな感じでした。