美雪晴れ―みをつくし料理帖 (時代小説文庫) 高田 郁 読了した

高田郁のこの時代小説は好きな連続もので、新刊が出るたびに買って読んでいるですよ。とは言え、ラノベのように次から次と出てくるわけではなくて、確か、半年に1冊、年に2冊くらいのペースだったと思う。それもそのはずで、作者が小説の話の中に出てくる料理を作っているから、と何冊か前の巻末で当の高田郁が述べていたと記憶しているけれど、それで正しかったか同課は前の本を引っ張り出さなければわからない。


久しぶりであること、好きな作家の本であることだけではないと思うけれど、ついついと不用意にページを捲ってしまう何かがこの本にはある。いや、このシリーズには、だけれど。


で、案の定、だめだった。またまたこの本を読んでいて泣かされる。ただこれまでと違うのは、喜びから来る嬉しさから、なのかもしれない。何れにしても、泣かされるには違いないけれど。


美雪晴れ―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)
高田 郁
角川春樹事務所 (2014-02-15)
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