「汝が落としたE2 AL作戦プロジェクト計画書はこの『楽観的な計画書』それとも『悲観的な計画書』のどちらじゃ?」


脅威なんて発現しなければ(ry、なのです。


E2の北方棲姫なんてカワイイだけで、カワイイだけで……なんで500なのよ。幾ら資源をつぎ込んでも中破なんて日常で大破だって毎度のことですから……(涙。


E2の編成に探索能力を目一杯上げておかいといけないとか、編成する艦娘の組み合わせを作戦の特性に応じて組み直すとか、情報戦を制して入手できる情報は入手して極力ダメージを回避するなどは作戦実施前にあたりまえなことですが、初期の情報が少ない中での艦隊の編成を実践を通して逐次再編成するのは当然の行為なのです。


プロジェクトのゴール
E2をプロジェクトと見立てたとき、ゴールはボスクリアです。リソースは艦娘、資源にあたり、納期は夏イベントが期限設定されているので次のサーバメンテまで、となります。


が、作戦はE2だけではありません。後続のE3〜E6まであるようです。つまり、E2だけで夏のイベントを終わらすわけにはいきません。E2はあくまでも中間目標としてE4をゴールに設定するか、あくまでもE2クリアがゴールでその納期を前倒しし、納期後からサーバメンテ日までにE3以降の対応をオプションとするかの方針を決めておかなければなりません。


Quality, Cost, Delivery
QCDの各目標は次の通りです。
Qualityは、作戦完了。
Costは、艦娘を失わないコト。最小資源の消費。
Deliveryは次サーバメンテ日。


品質目標の設定
この場合は最小資源の消費で作戦クリア後の報酬艦娘の入手とします。E2の報酬艦娘は、「大淀」です。


品質管理方針
プロジェクトのゴール達成を念頭に、QCDに沿って実行プランを考えます。その際、QCDのそれぞれの目標をどのように満たすのかを考慮しなければなりませんが、すべてを一律に配慮するとコンフリクトを起こします。なので、QCDには優先順位を付けることが必要になります。その付された優先順位に基づいて実行プランを調整する必要があります。


今回の場合は、期間限定作戦であることから「Delivery」が最優先事項とします。なお、資源枯渇の際は作戦続行が出来なくなるので、資源残量の監視は勿論のこと、Daily任務とWeekly任務は必須の業務となります。


プロジェクトの特性
プロジェクトの情報を収集すること、プロジェクトを取り巻く環境下を知ること、プロジェクトで実現するアウトプットを知ることでその特性を識別することが必要です。なぜなら、特性を知らなければ特性を無視した艦隊の編成、装備の実装、スキルセットのミスマッチを引き起こすからです。これは、特性を知らなければ、決してダウンさせてはいけないシステムなのにFTサーバを採用しない、という明らかな方式設計の誤りを引き起こすコトが想定されるからです。


E2の特性は、兎に角難易度の高い作戦であることをまず認識することです。その上で、索敵能力の充足と艦載機や観測機の確保などの実行プランに落としていく必要があります。


特性を知ることが出来るから、索敵能力の最低限のレベルを確保し、ルート固定を計ります。また、編成する艦娘のスキルセットや編成順序、支援艦隊の要否も実行プランに反映していきます。


楽観的なプロジェクト計画書
E2のAL作戦を始めて2週間を越えたあたりまで、E2プロジェクト計画書としてはとても楽観的な内容でした。なぜなら、次の2点を経験してしまったためです。その1つがルート固定が早めにできてしまったことです。2つ目がボス戦前のゲージを削りで約半分までをあっさりと削れてしまったからです。


まぁ、その後と苦しむわけですが。


ゴールの達成は思ったより早くできそうと「勘違い」したんですね。そのあと、楽観的なプロジェクト計画書が自らの首を絞めることになります。


原因は、特性をちゃんと理解して編成を考慮していなかったから。安易にルート固定できていたから故に、1戦目、2戦目で小破、中破する最上と衣笠を継続して採用していたことが一つの原因です。もう一つは、装備を「面倒だから。」として飛龍改二から転用して装備させていなかったことです。これも装備に関する情報を何度か見ていたにもかかわらず、ある意味提督の不作為で作戦を長引かせることになり、経過の中で資源を浪費したと言われても仕方がない状況になっていくのでした。


悲観的なプロジェクト計画書
いよいよをもって、上記の2点のE2のAL作戦を滞留させている原因を除去したプロジェクト計画に改訂させなければならなくなりました。それは納期より資源てきなもの、です。いや、資源をどこまで使い込むか次第でしたが、ワタシの資源在庫の設定が割と高いから、です。


プロジェクト計画書の改訂に当たっては、次のことを実行することになります。

  1. 作戦対応する第1艦隊の艦娘の再構成
  2. 装備変更


最上、衣笠と利根、筑摩のスキルを確認し、利根、筑摩の方がこの作戦において適任であることを今更ながら知ります。確かに重巡の利根、筑摩の他、羽黒、那智などで編成しE2をクリアした情報を見たのに。ここに所謂見過すというリスクを犯していたことを改めて認識することになります。これは割とココロに刺さります。


装備も、面倒くさいというアホな怠慢を正し、必要とする艦娘に装備させます。


その上で、作戦実行艦隊と支援編成の艦隊に対して演習を行うことでキラ付けを結果的には一部であっても実行するのでした。


この「悲観的なプロジェクト計画書」に至るまでに3週間掛かったことになります。


プロジェクトゴールの達成とリスクの発現
まず、装備偏向を実施し、1戦、2戦の大破、中破が半減されることを実感しました。なんと!もっと早くやっておけば。後悔先に立たずを地でやるとは。


さらに衣笠を利根に変えて1戦し、その感触を確認します。その上で、最上も筑摩に替え、利根、筑摩の装備もこのE2作戦に合わせます。



ようやく、E1とE2のAL作戦を3週間でクリアです!


ところが、リスクは発現していました。当たらなければ……が夜戦でボスのクリティカルが!!!



あぁ、雪風を轟沈させてしまった。大事な艦娘を失ったことはリソースを失うことです。
このプロジェクトはQCDの観点で1つ失敗したので、失敗プロジェクトとなりました。