システムエンジニアは自らを測ることで来年は自己伸張しよう
今日は大晦日で年の瀬なのでこの1年を定番どおりに振り返ってみると、この1年のを代表する一文字は「測」ですね。キーワードの「測」は「測定」のはかる、です。
改めてこの1年でシステムエンジニアならこそ「測定」する習慣をもつことが大事だなぁと。
大規模なプロジェクトや社会的責任を負うシステム開発に携わってると必ず品質や生産性でメトリクスを収集させられたり、その元となるデータを記録したり、役割によってはそれらのデータを集計して傾向分析をしたり、リーダだったらそれらの傾向から所見を述べたり。
この文章を読んでいると「面倒臭い」「何か意味あるの」なんて思っちゃいますよね。だって、そのデータが欲しい主体者じゃないですもの。これが自分のことで、自分が欲しいとなると俄然見方が変わるんですけどね。
なぜ測りたいのか
それはこれから作業することを成功させたいからです。作業を成功させる、とは、自分が期待する結果を期待とおりに得るということです。
期待とおりとは
期待とおりの結果を得るためには、まず最初に期待とおりの「期待している状態」を設定する必要があります。こうなっていたら「OK!」て作業を終わらせることができる状態です。
その期待とおりとした状態が正しいのかどうか、それは要件によりますからそれは要件の抽出に任せることにします。ここでは要件は決まっておりその要件の具体化の結果が作業の目的になっていて、その作業の目的=作業で得られる結果は決められているとします。
なぜ測定することが期待することへ結びつくのか
期待とおりの結果を得るためとはいえ、なぜ計測することが期待とおりの結果に結びつくのでしょうか。
それは、計測することで「作業の確からしさ」がわかるからです。不確実性のコーンよろしく、未経験のことから得られる結果ほどどうなってしまうか誰にもわかりません。
ですから作業の結果として得たい状態とそれを実施する作業手順を測定することでズレを客観的に定量的に認識するのです。
システムエンジニアは自ら測定しなさ過ぎる
この年末年始、自分の生活を測定してみてください。なんともひどい時間の使い方をしていると計測することで知ることができるでしょう。
たしかに、年末年始とはそういう時間の使い方をするものですが、ただ、生産のために時間を使ってもいいのですよね。
であれば、大晦日から3が日に、できれば元旦までに来年にチャレンジして自己成長のための目標を「具体的」に使ってもいいじゃないですか。
それをブログに書きましょうよ。できれば、それを教えてください。来年末にどうだったかお聞きしますから。