どんなスキルも、意識しないと身に付かない
ITProのサイトで興味のあるタイトルが目に付いた。“http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20051012/222660/:Title”である。
記事中に、失敗しない(!)プロジェクトマネージャは、ひたすら、プロジェクトを進めていったときに,何が起きるかを想像する。とある。これはPMBOKのプロジェクト計画のリスクマネジメントに相当する、とすぐに思いつく。
プロジェクト(には限らないよなぁ。ルーチンワークでもいつ何が起こるか、例えば製造ラインで機器が故障する、配送で入庫が遅れる、申請で上位者に却下される、などなど)を実行するまでに、プロジェクトマネージャとしてドライブするためにも、全体を俯瞰出来ていなければゴールに辿り着けない。
プロジェクトを成功と言う条件をクリアした上で、ゴールさせるためにも道筋に目鼻を付けておかなくては、たくさん寄り道することは想像に難くないし、迷走の上に行き倒れになることを想像する事はたやすい。
プロジェクトを始める前に、少なくともPMBOKのプロセス群を読み返せば、プロジェクトを実行する前に何を考えなくてはならないか、大括りではわかるはずだ。ここでどこまで掘り下げてプロジェクトで起こりうるリスクを見切るかで、本当にプロジェクトを実行したときに発生する事象に対して、精神的な心の余裕を持って対応できるか、につながっていく。
先の方でプロジェクトに限らず、ルーチンワークでもなんでも同じと書いたのは、日ごろから行く末を想定しておく習慣を身に付けることができれば、実際にイベントが発生した時に、(想定していた事か想定していたこととは違った事が起こっても、何かが起こる事は想定していたことで)対応する“こころのゆとり”を担保する事ができる。
もちろん、プロジェクトが始まったら、想定どおりに進捗していないかをウォッチする(素直に予定通り進捗している、でも良いが)ことで、イベントをトラブルにしてしまうのか、ひとつのイベントで済ますことが出来るのか、分かれるだろう。
そう言えば、スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐の予約が始まった。営業成績がよかったんだよね。これ。予約するかな。
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