はい、その3です。「3章問題を切り抜けよう」から再開です。

「外部委託先が期待外れ」...って、自分たちだってそうではないか、と言う突込みは棚に上げて。対策が、品質とスケジュールのプロセス定義になっているけれど、同じプロジェクトを進める上で外部委託先と委託元と同一のルールやら基準でやらないっているのがそもそもねぇ。委託条件に作業標準、品質管理並びに進捗管理などの各種規定やガイドラインがあれば。ただ、

虚偽報告にはまったく対応できない。

それは、委託元に作業があった場合も同じ。虚偽報告されたら終わり。虚偽報告をされても早期発見するためには、現物確認することが一番デス。大変手間ですが、後で泣かないためです。

「見積もりが想定オーバー」の解決策がスコープ・方針となっているけど...。見積り依頼元が世間の相場を市ならかったらどうでしょうかね。意外と多くないかな。

「要件確定ができない」ううん、これ多いらしいですね。図3-1のようにチャートになっているとわかり易いですね。システム特性でチャートの中身が変わるわけですが、これもよくよく考えるとWBSの中分類レベルなわけで。要件定義にしろ、継続するフェーズにしろWBSがあって、依存関係が理解できていれば、あのチャートになるわけ。

「テストが終わらない」って、終えましょうよ。ナニナニ、終わらない原因は、管理プロセス、レビュープロセス、体制と環境らしい。環境って、つまりWBS展開して、マイルストーンをセットしたら。あらら、設計フェーズと同じでは。で、テスト管理が甘いとは?で、管理からプロセスに話が遷移して、不具合管理の話になっています。いや、それって、問題が起きたら問題管理で受け付けて、調査/審査して、仕様変更管理かバグ管理に遷移するでしょう。はて、これってプログラムだけなのか知らん。

プロマネが倒れた」の対策が、PMBOKの概説になってしまったのはどうしてかしら。プロマネばかりではなくて、技術の核を握っているSEリーダとかも同じだし、お客様や委託先のSEだって同じなのに。そう、キーパーソン。どっちかって言うと、人的資源管理とリスク管理でしょう。そう思うと、日々メンバの顔を見たり、会話して様子を見たりするのが、リスク検知なんだけどね。

スキルアップメニュー」って、PM増強の話なのに、人材モデルと育成の話になっている。育成は大切だ。苦労する。

4章プロマネ基本を学ぼう は、いいやね。プロジェクトマネジメント知識体系ガイド第3版 A Guide To The Project Management Body Of Knowledge
を読んで。