今日、この週末でおわり。
丁度、あずまきよひこのページで劇場公開中のスカイ・クロラやよつばと!8巻について読んでいたら、amazonから8巻の予約の案内があったので、予約しようと。
スカイ・クロラ、観ようかどうしようか踏ん切りが付かなかったのだけれど、今夜観に行くことにする。
で、観に行ってきた感想。コンピュータグラフィックは感心するほど微細まで描かれていて美しかった。背景も手を惜しまない労力が費やされたのではないかと思う。たしか、ベクシルを観たときに、どこかで見聞きしたことに、背景や人も全部コンピュータグラフィックで作れるらしいが、人までコンピュータグラフィックで書ききってしまうと、返って気持ち悪い、いや、違和感を覚える、あれしっくり来ないだったか、そのようなことを耳にした覚えがある。
スカイ・クロラの宣伝は、深夜アニメ恐らくリアルダイブ洗脳捜査室か秘密−トップシークレット−のどちらかで見たような気がする。では、積極的に観よう思ったのかどうかというと、かの広告では、ふうんと言う印象しかもっておらず、観ようか観まいかどうしようかな、更に近所のシネコンは夜からしかプログラムがなくて、さらに億劫になっていたわけ。その中途半端な気持ちの後押しをしたのは、あずまきよひこのページのコメント。まぁ、気にしていたのだから、それ以外でも観にいったのかもしれないが。
効果音もドルビーdtsでぐるっとまわり、なかなか良い音で感心、感心。尺も2時間を超える121分だが、何時だか観たスカイ・クロラより短い邦画の方が長く感じたくらい良くまとまっていた。
一つ二つしっくりせず、なかなか受け入れられなかったのは、ぺったとした人の色使いと草薙水素の虹彩がグレーぽかった色がギョッとした。虹彩の色が、青眼やら灼眼なら見慣れているけれど、グレーはそうなかったので。
ストーリーについては、まだ上映中なので書かないけれど(、もちろん、ロードショウが終わったって、忘れて書かない)、押井守監督の伝えたいことが、伝わったのかっていわれると...。
人の勢いとか、情を押し流す展開とかがなくて、さっぱりした、上品過ぎる函南優一に物足りなさを感じているのは、事実。