個性があってよかったね


個性を履き違える
“個性”という言葉を思い出すと、“学校”を連想してその次に個性は大切だ、守るべきものだという風潮につながってしまう。これも“個性”から連想するのと同じステレオタイプは的な発想なのだろうか。その“個性”は共通認識もないまま、まるで腫れ物のように扱っているとしか思えない。“個性”という腫れ物は免罪符となってエクスキューズとして便利に使われる。それって、おかしい。“形のない“個性”のまま、“個性”という言葉だけが一人歩きしてしまっているから、“個性”という言葉を使う大人も、それを使われる側も自分のポジションの都合の良いように振り回す。まるで自由を履き違えているように。


形のある個性、形のない個性
個性とは、ほかの人と自分を並べたときにはじめて識別できる他人との差異であって、それが身体なのどの物理的なものか、性質や考え方など無形の差異など様々ある。ほかの人と自分の差異は、比較してわかるものだから一人で識別する性質は単なる思い込みに他ならない。比較対象があって、初めて自分と比較対象の人の違いが明確に判別できるようになる。
一元もしくはそれに近い程度で明確に判別できるようになるものは目に見える物理的な性質であって、無形の性質は外見からではわからない。無形の性質を判別するためには、その比較対象であるほかの人を知り、無形の性質を知りえる関係に発展しなければ差異を得られることは出来ない。無形の差異を知るためには、知るために関係性を築くことが必要で、そのために必要なことは、相手と関係が構築できるようにほかの人を自分が認めるという意思表示をすることだ。言い換えると、一方的に無形の差異を知ろうとしても、相手も自分を認めない限り知りたいことは知ることが出来ないということになる。


個性があってよかったね
生まれる条件が人それぞれ違うことから、人は一人ひとり違うのは漠と頭を過ぎっても、実感することはめったにない。自分とほかの人は違いがあるということを知ってはいても、人は、ひとりでいると不安になるものでついつい群れてしまいがちだ。人が自分と同じような性格で差異もなかったら、自分の嗜好と同じなほかの人が沢山いることになってしまうが、実際、そんなことはない。もし、自分と同じ性質や嗜好だったとしたら、自分が好きな彼女を同じ性質や嗜好のほかの人と取り合いになってしまうだろうから。







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