社畜なんて存在しない - 室長のひとりごち

仕事好きですねぇ。若い頃は嫌いでしたけれど。
そのときどきのロールを自分なりに咀嚼して、大括りの方向性は見失わず、でも、ワタシなりにアレンジしながら振舞うのが好き。
もし、ロールの定義が曖昧なら、それこそ、好きなように周りも言い含めてモデルを作っちゃうように。

で、これ社畜なんですかねぇ、と。
違うな、と。

何でProject Management Professionalを取ったのかに立ち戻れば
やっぱり、仕事が好きになった原点は、Project Management Professionalを取ろうと決めたとき。何度か言い回したことですが、確たる自分のコンピテンシを確立して、エンジニアとしての自分を確固たるモノ、つまり、「アイツにはコレやらせて置けば安心。」と任せられる仕事の領域をね、得たかった。

で、知識も実践もやろうって。

あとね、これも内面では大きな存在だったのだけれど、何時、当時の組織を辞めることになっても困らないようにしようって。
組織に依存しない生き方をしたくて。

で、グローバルに！って。情報処理試験のプロジェクトマネージャでは、国内しか通用しないでしょ。だから、ね。で、それも込みこみで、

“ワタシはコレができます。”

と言いたくて。
そこには、組織へのロイヤリティゼロです。真逆かもしれない。
勘違いはして欲しくないのですが、当時の組織に好き嫌いの感情は持ち合わせていませんでした。
＃個人的にあのオッサンなんとかしてやろう、と...おっと誰か来た。

あら不思議、仕事大好き！？
そんなこんなでProject Management Professionalは1回で楽勝のpassで。

いや、当時はまだ貴重でしたからね、Project Management Professionalは。
注目されますから、ちょっと勘違いした自信も付くものですって。
紆余曲折もあるわけですが、「あら、不思議、仕事楽しい！」ですよ。

プロマネやるとね、それもプレイングマネージャなら平日だって遅くなるし、週末だってそこそこ仕事あったりするわけです。
佳境なら、メンバとお祭りの様に週末出たりして。

疲れるけれど苦にならない。そりゃ、トラブルが大なり大なりありましたけれどね。苦にならない。

何でかな。
多分、メンバも苦ではなかったカナ。今なら、ケプトでふりかえりするんだけど。
メンバは部品やアルバイトではなくて、基本的に通しでロールを与えて、裁量も渡してね、自主性がもてるように。
そう言った運営って人に責任感を芽生えさせるにもってこいです。
主体性を持ってやっているなら、「ああしよう、こうしよう。」って考えますもん。

社畜じゃなくて、職畜かな？
社畜って字面からして、会社大好きですよね。
だから、社畜って存在しないのでは。
仕事大好きっ娘しか居ないのでは。

そうなら職畜は沢山居そうだ。