進捗を共有して定義したステップの実績で言えなければ何もできていないと思った方が良い


一昨日の東京クラフトビールマニア、それほど飲んだ気もしていなかったし、行きがてらも帰りの途でもウコンの力を飲んだのに昨日はなんだか肝臓が重い気がしたし、いや、走ってたりトレーニングのレッスン受けたりしたのにまだなんか調子がおかしい。やっぱり飲み過ぎたのかな。
いつもどおり、昨晩もヱビスのシルクビール開けちゃったしなぁ。


それはそうと、何となく、今年の年末年始は大型のシステム更新イベントが多そうに感じますがどうなんでしょうね。

システムメンテナンスに伴うクレジットカードご利用一時停止および一部サービス停止のお知らせ
2014年1月5日(日)より、現行システムから新システムへ移行いたします。


カード大手のビューカードJリーグのスポンサーのスルガ銀行などはシステム停止の日数から新システムに更新するんだろーなって思うんです。他にもあるようですが、まとまった休日でなければ、大型のシステム更新をするには時間が取れないのでこの年末かあとは黄金週間しかないんですが、黄金週間はだんだんとATMとか止まらない風潮になってきているので、ますますこの時期は貴重な日になっていくわけですねぇ。


ワタシなんて一時期といっても数年ですけど、年末年始はシステム切り替えの作業で現場の最前線に出ていったり、場合によっては現場で指示をしたりしたものです。なので、「年末?仕事?それはそれで楽しいよね。」と思っちゃう方の人なんです。ただ年末年始のシンドイところは、食事ですねぇ。都心でもコンビニくらいだったりするしデータセンターがあるような郊外だともうそれは悲惨ですよ。その上、中途半端にお正月用品しかないんだもの。なんかね。ごはんがしょぼいとツライ。


そうしたイベント性の楽しさ?や唯一の楽しみにのごはん?などのために、いや、違う、こうしたシステムを切り替えるためにはプロジェクトの様々なタスクの積み重ねがあって、初めてできることをプロジェクトマネージャは知っているからプロジェクトのスタートからメンバにハッパを掛けるわけで。それでもメンバは工程のマイルストーンが先だとついついそこに合わせてしまいますからねぇ。ちょっと目を放すとすぐに勝手に自分のdue dateを合わせちゃう。プロジェクトマネージャもそうなると後で困ると気にしておかないとホント、困ることになる。まぁ、実体験をしていると黒歴史と言うか痛いその痛みを覚えたときと同じ状況を覚えているもので同じ情況だと認識するとフラッシュバックするんだよね。

「あぁ、コレいかん奴だ。」


プロジェクトで信頼できるものはdeliverableだけ
随分ひどいタイトルですけど、事実なので。お正月のシステム更新をいくらしたくても、設計なり、プログラムなりが準備できていなければしようにもできないし、切り替えの手順ができていても、その手順を適用する環境でリハーサルをしてそれが必ずできると裏が取れていなければシステム切り替えなんて絶対にしようと思わないんですよ。


もし、仮にもお客様が良いからやって、「責任取るから。」なんて言ってもそれだって信用しない。大体、準備できていないと言っていたけど「本当とは思わなった。」なんてぜってたい言うもの。


責任の所在より、出来ると確信が持てないものをしない、と言う方が正しいけど。


deliverable、言い換えればアウトプットとか成果物だけど、結局、このdeliverableが揃っていなければ何一つできないんだよね。だから、現物であるdeliverableがあるのかだけ、見ればいいんだ。


エンジニアとはいえ感情というプロセスに重きを置くようなら余計プロセスでコントロールしないと
メンバの進捗をタスクの目的のものが予定の時間で出来上がったのかどうか、そうしたdeliverableでプロジェクトをコントロールすることをプロジェクトチームの大事なものとして毎日言葉として取り交わすことが大切なことで、メンバが担当しているタスクの過程としてやっている様を言葉や数字で聴いてはいけないんです。


その表現される言葉は、その言葉を発するメンバの主観で発せられるし、その数字はメンバのご都合でしか表現されないからなのです。


プロジェクトはリリースする日に時間から動かなければ意味が無いのです。そのためには、自分たちのチームで決めたそれまでの日々に重ねてきたdeliverableだけが神聖なるもので、メンバの発する進捗に関する言葉には意味がないと言ってもいい。重要なのは、やると言った日にそのやったdeliverableがあるかどうかでしないのです。


それはプロジェクトのプロセスを定義してメンバと合意し、そのタスクの種類ごとのタスクの中のステップまで決めて、昨日はどこまで進んだのか、今日はどこまで進めるのか、それをする障害はなんであるのか、そうした誰もが共通して行うふるまいにチームの重点を移してコントロールすることを意識しないといけないんですよ。


感覚的な進捗表現をしているようならそのチームは危ない、と思った方が良い。何か、約束したdeliverableができていない可能性が高いんですから。
プロジェクトの進捗は非情なのです。