美少女は好みのように育てるのにプロジェクトの問題を放置するのはヤンデレ好きだから?


昨日は休みを取って読書と艦これをやろうと決めていたのだけれどそう言えば「神さまのいない日曜日」を録ったままだったのでイッキ見しようと思って掛け流ししてチラチラ見ていたんだけれど、アカンかったですなぁ。ワタシにはストーリーが。最初の2-3話目までは異世界系かと思っていたら途中から異世界学園ものになってしまってどうにも。主人公のアイは可愛いんだけれど。それだけ。


それに比べてガルパンの2話、3話を観直したんだけれど、戦車の動きが良すぎて楽しすぎる。3話は夜ご飯のときに観てたら子どもに「これ(前に観たのだよね)なんで観ているの?」って聞かれたので「戦車が多分CGで、戦車の動きが楽しいから!」と言ったら「へー。」と。


月例プロジェクト報告会で何度も思うこと
標題のとおり、あちらこちらの月次のプロジェクト報告会に出させてもらう機会が多いのですが、その都度「このプロジェクトもか……。」と思う事があるのです。


「やってる?」と訊けばプロジェクトマネージャはやっていなくても「やってる。」と言いそうなのでそのままでは訊いたりしないけど、状況証拠である報告書類と事情聴取である質疑応答上では「このプロジェクトマネージャはちゃんとやっているな。)」とか「(このプロジェクトマネージャはやっていないな。今気付いたな。)」とか察しながら思うんです。で、ここまではまぁ、いいんだけどね。


なんで、ことが大きくなるまでパッシブ(受け身)で問題のままにしておくのだろう。


ことが大きくなってから問題のままであると発覚すれば「それを対処しろ!」って言われるのわかってるじゃん。それでもなお問題を問題のまま放置するんだよなぁ。その感覚がワタシには理解できないのだけれど。


艦これだって艦娘を作戦で活躍できるように育てるじゃん?資材を与えてスキルを上げるじゃない?なんで対象がプロジェクトの問題になると放置するんだ、と。「いやいや艦娘でも美少女でもないし。」というならプロジェクトを擬人化しちゃえばいいじゃない。それともアレなの?放置してソウルジェムを濁らせて魔女化させたりヤンデレ化させてデスマにクラスチェンジさせたいの?お前らドMなの?


プロジェクトの問題はアクティブ(能動的)にコントロールする方が良い
問題はプロジェクトの問題なんだから、プロジェクトマネージャがちゃんと対策を考えて実施する課題にクラスチェンジさせないと。ウンザリするのは放置したままで問題が手に負えなくなって、というパターン。これはほんとにウンザリする。問題がプロジェクト全体に影響を及ぼす可能性がありそうかどうか仮で判別してもしプロジェクト全体に影響しそうならさっさと顧客と共有してその行為と担当と〆切のエビデンスを残しておけばいいのに。


エビデンス、大事だから。別に後で法廷で闘うときのネタにしたいわけじゃない。それより、時間がたてばお互い子細を忘れてしまうのでテーブルに付き直すときの座標情報として必要なんだよ。


エビデンスを残すこと、顧客と共有するという行為の結果、その問題が自分たちのプロジェクトチームが担当することになってもそれを大変だと思うより、共有してしまうことでその問題が化けてリスクになったときの責任を共有しておく方が何倍もトータルコストは安く済むし、リスクとなったとしても前々から共有されていることで対策の時間は取れるし、前もって顧客も知ることが出来るので問題解決に関与してくれるのに。


のに、なぜしない?


放置せず問題から課題に変えることで課題解決の時間を確保する
問題に向き合うには受け身ではダメです。誰かが問題を片付けてくれるとか拾ってくれると思っているならその「誰」がプロジェクトの中の「誰」なのかを曖昧なままにしていては「誰」も拾ってくれないんですよ。夜中に片付けてくれる妖精さんはいない。


だからはっきりするためにアクティブに働かないと問題が問題のままで育ってしまって手に抱えていられないくなっちゃう、と。プロジェクトのキックオフのときにプロジェクトの体制図を作るのだから、その体制図又はSOWの分掌をもとに誰がその問題を拾うのか明らかにせよ、なんです。


ここまで書いてきて、問題をアクティブに扱うということは意思を持って問題をコントロールしようとしてる姿がイメージできると思いますが、一方、パッシブ、つまり、受動的に問題と向き合うということはコントロールする権利を放棄するということなんです。


プロジェクトマネージャがやってはいけないことはプロジェクトをコントロールすることを止めてしまうことです。これを一つでもし始めたらもうダメなんです。


問題のうちに問題はアクティブにコントロールしましょう、というより、プロジェクトを擬人化して問題もパラメータとして育てよう。