進捗会議を止めて朝会にしませんか
進捗会議、良いイメージないですねー。どっちかと言うと、嫌ですね。なんか、こう、被告になった気分を思い出しますねー。特にね、プロジェクトマネージャで顧客とのときは。そうそう、順調なときは良いんですよ、「順調です。」「オンスケです。」「予定どおり進んでいます。」で終わるので。
でも、遅れ始めると途端に脇の下から汗があふれ出てきたり、鼓動が早まったりと、態度も言動も綾井氏くなっていたりするワタシが面前で晒されるわけです。正に、(汗!汗!です。
勿論、進捗会議が必要だったりするんですよね、顧客とかとスケジュール上の情報交換やマイルストーンの確認やら、お願い事項の取立てとか。なので、こっちは残しておきます。で、あの、こちら側も遅れることがありますけど、しょっちゅう遅れているかもしれないですけど、顧客だって送れます。というか、顧客の方が絶対遅れるコトが多いです。自分たちが遅れることは棚に上げて、SIerが、とか言う人もいますから。まぁ、そういう顧客コントロールも必要ですけど。ちょっと、難易度はあがりますね。
止めたいのはチームの進捗会議
はい、止めたいのはチームの進捗会議です。いや、だって、それが週次、つまり、1週間に1回なんてそんな古い情報貰って聞くのにどんな価値があるんでしょうね。ないです。はい。まったくないです。ゼロ。
1週間前から困って滞留しているトラブルを1週間後にきいてどうしろと。だったら、困った時点で教えてよ!!ってものです。そりゃ、責任があるから試行錯誤をするにしても、5営業日も……ってことです。1日目の終わりか、2日目のどこかで聞いて回ろうよ。
それに、1週間の作業なんてたくさんあるでしょう。それ、例えば1時間の中で全員のアウトプットを確かめていくの大変ですから。その上、要求品質と違うとか判明するわけです。さて、キャッチアップは大変そうだ。
そんな長いレンジの進捗会議なんて、止めませんか。
朝会にしましょう
意識していないと思いますが、誰しもプロジェクトが切羽詰まった時期や佳境に差し掛かった時期には毎日顔を合わせて短時間のミーティングをしているものです。それ、どうだったですか。悪い印象あります?あるとしたら、朝一だったから?でも、よかった面の方がおおいいのでは?例えば、「誰がどこまで進んでいるか状況の見通しが良くなった。」「困っている人が何に困っている知ることが出来た。」「手すきの人に助けてもらいやすくなった。」などなど。
どう考えても朝会の方がメリットが大きいです。あと、朝会>夕会です。夕会だと、作業が仕掛のとき煩わしいですし、その時間にミーティングが入ることもあるし。その点、朝一なら出社したらメールチェック後の15分後、とか。フレックスでも全員が揃う時間を決めておくだけ。10時とか。
あと、朝の方がチームでそろえるという規律が生まれます。そんなの嫌だと言わない。アジャイルだって自律を求めます。自律には自分たちを律することが求められる。自律できないエンジニアなんかはガチガチのWBSを書いてかた嵌めちゃうぞ。
あ、そうそう、朝会、毎日やるならね。絶対守ってほしいことがあるんだ。それは、15分で終わること。そのためのファシリテーションも必要だし、全員が準備しないといけないこともあるけど。15分で終わらすために。これを間違って、週次の進捗会議のようにだらだらと30分も1時間もやってはいけない。それじゃ、仕事、成果を出す時間が減るだけだから。
あの、佳境になってから朝会始めると佳境の忙しい時間が貴重な時期に新しいことを覚えるのは大変です。そうなると、朝会に出内でいいようなことを考え始めます。で、一人、二人と欠席するようになる。これダメね。だったら、余裕のある最初からやっておけば?って話です。
はい、そう。どうせやるんですよ、朝会。だったら、初めからやっておきましょう。