営業に近いところでエンジニアも仕事をした方が良い理由


システムエンジニアからプロマネを経由してマネージャになってわかることが一つ。ビジネスをやるので仕事を取らないといけないんですね。で、営業と一緒になって顧客を訪問して、提案書を書いて、コスト算出して…で、提案するわけです。


いやー、打率に例えると例えられないですねー、っていうくらいですね。その上、制約できたとしても足が長い。契約に至るまで時間が掛かる。


そうすると何が起きるかというとハーバードビジネスの交渉に出てくる現象がそのまま目の前にでてくる。


営業は売るのが仕事です。売れないとどうなるか。顧客に時間を掛けているから脈があろうがなかろうが必死にその顧客に売ろうとする。これ、商売成立する見込みがないのにそれまで投入した自分のコストを回収しようと始めるんです。


だからロジックなく、値段を下げようとする。いやいやだってロジックあってコスト積んだのに下げるなら理由が必要です。スコープ減らすとか、ね。


こういったことが目の前で観察できるから営業に近いところでエンジニアも仕事をした方が良いです。