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経験が少ないプロマネはリスクが読み取れないから条件闘争に持ち込めない

システムエンジニアも経験を積んでもらって数人をまとめるリーダができるようになって欲しいし、さらに少人数のプロジェクトマネージャ(と言ってもプレイングマネージャだけど)をできるようになって欲しいし、できればビジネス的に大きいプロジェクトマネージャができるようになって欲しい。

マネージャになれば、そう言うことを常々思っているのです。

でも、現実はそうはいかなくて。さまざまな理由があるのだけれど、欲しいときに欲しい人材、つまり、プロジェクトをキャリーできる人材がいない事態に直面するのです。

こうした悩みはウォーターフォールアジャイルなどのシステム開発手法に関係なく生じます。システム開発手法は手段ですからね。どちらかといえば、プロジェクトマネジメントの管理手法に関連することです。なぜなら、人材に対する要求は事業目標の実現が起因であるし、それを実行する過程で案件が取れると人材の不足が露呈するからです。

たまに見かけるのは、実際に案件が取れて、いざプロジェクトマネージャをと探してみたけれど、(探す前からわかっていたはずですが)適任者がおらず、経験不足のメンバをアサインしていたり、業務ドメインが違うメンバをアサインしていたり、アサインされるメンバが扱える人のキャパシティを超えたプロジェクトにアサインしていたりとプロジェクトの立ち上げる条件からリスクをマネージャ自ら抱えてスタートさせてしまっているプロジェクトです。

足らない部分を他のメンバとの組み合わせでチームとして補完関係が取れる構成になっていればまだしも、そうしたことの手当てもせずに始めて最初から自爆炎上となっているような場合はもう、目も当てられません。

大概、こうしたアサインをするマネージャは押し付けますね。できるよね、とか言って。それできませんと言えるのはベテランで自分の力量がわかっているシステムエンジニアだけですって。経験の少ないシステムエンジニアは、自分の経験が少なかったり、形式知が少なかったりするから案件の情報からリスクが読み取れないんですよ。だから、できないとも言えないし、やってもいいけれどと条件闘争に持ち込めないんです。

まあ、後に起きるのは悲劇というか喜劇というか。

そうなることは誰の目にも分かりそうなのだから喜劇でしょうけれど。そうなることを読み取れない取り巻きも同じ類いですけどねぇ。もし、そういった状況に立ちあわせたら、条件闘争になるようにアドバイスをしてあげないと共犯ですからねぇ。後々面倒に巻き込まれますって。いうことは言っておきましょうね。