どう選ぶか

2009年度入社の学生さんには、もう手遅れになってしまうだろうが、
2010年度入社予定の学生さんは、就活が始まったばかりなので、入る
会社をどう選ぶのが良いのかについてつらつらと述べる。
言い尽くされているかもしれないが、会社選びは恋人選びと同じだ。
会社説明会やらwebページなどから相手の情報は見聞きして−そう、
恋人になるだろう人だって、ある程度なんらか情報は得ようとする
だろう−興味をもって少しずつ知りたいと思うだろうし、知ろうと
するものだ。
多分、いくつかの会社の中からその中で一番希望に沿う会社を選び
たくなるのは人情だ。そう、少しでも自分に合ったステキな人を恋
人として選びたいに違いない。
だけれども、いくつも会社を並べて比べて見ても、それでは、ただ
迷うだけ。リスクを負って、自分の直感と怪しさ加減100%の会社は
避けるとして、悩みながら選ぶのだ。だから、せっかく入った会社
なのだから、3年頑張ってごらんというのだ。
そうすれば、キットいい事もあるだろうし、そのうち一人前になる
ことができるだろう。
もちろん、結婚と同じように、そりが合わなければ早く見切りを付
けて、本命に回帰する。
いくつもの会社を並べて、どれがいいなんて決心はできな。選ぶと
きの選択基準は、瑣末なことであったり、曖昧だったり、自分のふ
がいなさやいい加減さを嫌と知ることになるかも知れない。
駄目なときは、3年も待たずにさっさとチェンジするほうが良いけれ
ど、たった3年も続ける事を我慢できないなら、まったく的外れな、
就活をしている事になるだろう。