エンジニアの目標設定方法
組織によっては、12月が年度末で、もう、業績評定の通知をもらっているエンジニアも要るだろうし、来年3月が年度末で、あと3ヶ月どう過ごすか、考えているエンジニアもいるだろう。
どちらにしても、お正月の三が日に新年の目標を具体的に立てることが大切です。
#3月が年度末の場合は、4月を意識して、ってことで。
自分が組織のメンバに目標を立てるときにアドバイスをしているのは、
- この先変わってもいいから、この2-3年で何になりたいか、具体的にイメージすること
- 目標は、定量的な目標を7割設定すること。
- 何を担当しても、対応できる基礎的なスキルを早く身につけられる目標を入れること
1つ目は、入社3年目までなら、一人で任される“担当エンジニア”になるとか、担当エンジニアなら、“2-3人のエンジニアをリードするエンジニアのリーダになる”、など。
具体的に、は、技術より“ロール”で考えることが大事だ。
2つ目は、目標は、定量的な数字目標を入れること。
目標が5つなら、3-4つに数値目標を入れること。
定量的な目標の半分は、少し背伸びした目標を立てること。
自分がコントロールできる目標こそ、数字を入れて、厳しく立ち向かうことが大事だ。
自分でコントロールできる目標で、曖昧な目標ほど、やらないものだ。
3つ目は、これしかできない、というエンジニアにはなってはいけないということ。
そんなエンジニアは、組織のお荷物だからだ。
基礎的なコンピテンシを磨くこと。
それもできる限り、今、直ぐにだ。
さぁ、来年の目標を設定しよう。