頭で考えてから行動するか行動してから考えるか

いくつになっても、頭で考えてから行動するより体で反応してしまうことが自分の性格のようで、お陰様でたくさんの失敗を重ねてきた。
学習しないというか、なんとも。

周りから振られれば、真面目に反応してしまうのがまるでセキュリティ設定をしていないサーバのようだ。
準備をしていないで反応すれば、振った方からみれば、転がし放題なわけで。
少しだけでも思慮深ければ、今とは一味違った人生を歩むことが出来たかもしれないな、と思うこともなくはないけれど。
でも、“頭で考えてから行動するか行動してから考えるか”とどちらがよいのだろう。


頭で考え過ぎてから行動するのは
たくさん時間を持っている学生時代なら、頭で考えて、考えてから行動しても十分リカバリできるけれど、仕事になると納期という時間の制約からのんびり考える余裕はなくなってしまう。
考え過ぎてしまう人と話せば、いくとおりの思考を持つタイプに分かれるようだ。
例えば、色々知っているからこそ思考の穴に嵌まるタイプや自分の頭の中でループし過ぎて自らブレイクして抜け出せないタイプなどのように。
このようなタイプの人は概ね真面目な性格の人が多いようだ。
いつまでも考えすぎるとその内「納期までに間に合うの?」と急かされることになる。
それを繰り返すと、“仕事が遅い”とか“決断力がない”とか言われてしまう。
言われるだけならよいが、仕事に影響してくるから放置しておけない。


考えずに行動すれば、行き当たりばったり
じゃあ、考えないで行き当たりばったりの方が良いかというと、そんなことはありえない。
多くの失敗の原因は準備不足だから。
“あらあらな計画”があるだけで、その作業は多分に上手くいくだろう。
自分が“こうしたい”という意思を持つことで、軸ができ、軸を中心として意識をあわせることができるから。

一つ注意したいのは“あらあらな計画”と表現した理由がある。
“あらあらな計画”でない、綿密な計画ほど詳細な事項を自分の変更することが出来ないルールとして自分を縛ってしまうことになってしまうので、
これを避けるためだ。


見立てと小さな一歩を
“あらあらな計画”とは、時間軸で2つから3つくらいに分けて“粒度”を捉えると良い。
2つで考えるなら、直近は具体的に、その先の方向は幅を持たせて、その幅の中に入るようにする。
直近の具体的な行動と先の幅を結べば軸になるし、その軸からぶれないように気を配りながら動けばよい。
幅があると、心理的に余裕を持つことができるので、プレッシャも“自ら”緩和することが出来る。
“自ら”もポイントで、それは仕事の主導権を自分でコントロールできるということになる。

そうは言ってもちょっと“あらあらな計画”を考えたときに“とても拙いこと”に気付くこともある。
「これ、拙いじゃん!」と。
そんなときこと、最初の一歩は早く踏み出そう。
ただ、その一歩は、小さく歩もう。



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